camell
写真が好きな、あの子の本音。
camell「zines」

STORY
2026.06.16

手がかかる子ほど可愛い?|FUJIFILM X-T30 Ⅲ

https://camell.town/events/242fcb1e9a84
こちらのおさそいに参加しています。

子育てに追われ、写真を撮るといえばiPhoneばかりだったここ10年ほど。
そんな「カメラお久しぶり&万年初心者」な私が最近購入した
FUJIFILM X-T30 Ⅲ
初心者目線でいいところ悪いところを語りたいと思います。

おすすめ理由その①|小さい軽い

X-T30 Ⅲの378gは数あるAPS-C機の中でもなかなかのコンパクトさではないでしょうか。
そしてX-T30 Ⅲとほぼ同時に発売された
XC13-33mmF3.5-6.3 OIS
キットレンズにもなっていますが、125gとこれもまた軽い。
もちろんコンデジには敵わないものの、ボディとレンズ合わせて503g、ペットボトル1本分で本格的な撮影が楽しめるのです。
そしてシャッター音が心地よく、撮影体験そのものにもワクワクします。

買い足した単焦点レンズ
XC35mmF2
こちらも130gでとても軽いコスパ良しのレンズです。
スナップ機として優秀だと思います。

おすすめ理由その②|フィルムシミュレーション

これはFUJIFILM全般の強みですが、
フィルムライクだったりレトロな写りが好きだったら、クラシッククロームやクラシックネガ。

クラシッククローム

肌を綺麗に見せたり子どもを可愛く撮りたい時はASTIA。

ASTIA

X-T30 Ⅲは現行のフィルムシミュレーション20種類が全て搭載されています。

最新のフィルムシミュレーション REALA ACE

そしてそのフィルムシミュレーションを天面のダイヤルで切り替えられるのがX-T30 Ⅲの特徴です。

左のFILMと書いてあるのがFSダイヤル

おすすめ理由その③|困った時に頼れるオートとカメラ内現像

カメラを始めたばかりだったり、勉強中だったりすると、突然訪れたシャッターチャンスにあたふたして
「設定どうしたらいいの?」と訳がわからなくなることありませんか。私はめっちゃあります。
そんな時は、オートモードでカメラ任せにしてしまうのも全然ありだと思います。
X-T30Ⅲはレバーひとつでオートモードへ切り替えられます。
そしてデータ容量が気にならなければ、RAWでも残しておくのがおすすめです。
後からカメラ本体で好きなフィルムシミュレーションをいくらでも選ぶことができます。
有料の現像ソフトもパソコンも要りません。

上段ASTIA/クラシックネガ、下段REALA ACE/ETERNAシネマ

迷ってシャッターを切れないより、まずは残して、あとから考えられる。
この余裕は、初心者にとって心強いです。

ちょっと残念?|グリップ感・バランス

小型でクラシックなデザインゆえ、ボディのグリップ感はやや頼りないです。
大きめのレンズと組み合わせるとボディとのバランスがあまり良くなくて、長時間だと右手が疲れます。
軽さが多少犠牲にはなりますが、後付けグリップを購入しました。
あとは液晶が1軸チルトなので、縦構図のローアングルは撮りにくいです。

ちょっと独特?|FS重視の操作系

FUJIFILMがいかにフィルムシミュレーション(FS)を重視しているかが伝わってくる操作系。

モードダイヤルが無い(FSダイヤルはあるのに)

カメラを始めると比較的早い段階で
・シャッタースピード優先(S/TV)
・絞り優先(A/Av)
・マニュアル(M)
といった撮影モードの存在を知ることになると思います。

ところが、おそらく多くのエントリー機に搭載されているであろう、モード選択機能がX-T30 Ⅲには無いのです。
絞りとシャッタースピード(SS)をオートにするその組み合わせによって、結果的に各モードを選択している状態にしてね、ということです。

絞りオート+SS設定あり=Sモード
絞り設定あり+SSオート=Aモード
絞り設定あり+SS設定あり=Mモード

理屈としては納得なのですが、過去に使っていたカメラには天面にモードダイヤルがあったので戸惑いました。

完全なオートモードからステップアップする時のハードルが少し高い気がしていて、
FUJIFILM公式でも初心者におすすめの機種として紹介されているのですが、
https://irodori-x.com/review/3306/

よくわからーん!もうオートでいいやー!となってしまうリスクがあるんじゃないかと…いや、なってもいいんだけども。

私としては状況に応じた設定を考えるようになり、
気づけばMモードで撮っていることも増えていて、
いつの間にか基礎トレさせられていた感覚です。
不便さを正当化する言い訳を書いているような気がしてきました…そんな不便さも含めて今は可愛いと思えるのですが

撮って出し作例|レンズ / フィルムシミュレーション

この記事で紹介する作例は全て撮って出しです。
好きだなーという色味を見つけてもらえると嬉しいです。

XC35mmF2 / PROVIAスタンダード

XC13-33mmF3.5-6.3 OIS/Velviaビビッド
Helios-44M 2/58 / PRO Neg. Std
Helios-44M 2/58 / クラシックネガ
XC13-33mmF3.5-6.3 OIS/ノスタルジックネガ
XC13-33mmF3.5-6.3 OIS/ETERNAシネマ
Canon NewFD50mmF1.4/ACROSS

アプリでは自分がどのフィルムシミュレーションでどれだけ撮ったかを見ることができます。

最初に子どもたちを撮ることが多かったのでASTIAにだいぶ偏っていますが、
おっ!という写真はクラシックネガだったりETERNAだったり、少しクセのあるFSであることも多いです。

手がかかる子ほど可愛い?

気軽に雰囲気のある写真が撮れる、その上で自分で何か工夫したいとか、
チャレンジしたいことにもきちんと応えてくれる性能を持ち合わせたFUJIFILM X-T30 Ⅲ。
カメラの設定を学びながら、取説と睨めっこしながら、というのも意外と苦ではなかったです。

手がかかる子ほど可愛いってこういうことかもしれません。

PROFILE

いろあす
いろあす
Instagram:@iroas_3011
note:https://note.com/iroas_812921
兵庫在住。
FUJIFILMのミラーレスがメイン。
一昔前のデジタル一眼やフィルムカメラも楽しんでいます。