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星とデニムの聖地!岡山県井原市で体験づくしのカメラ旅

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井原市は、岡山県の西南部に位置し、西は広島県に接した自然豊かな里山や田園が広がる文化都市です。
今回は、そんな井原市の歴史と文化に触れてみようと、カメラガールズ10名が探索ツアーに行ってきました!井原市については「井原デニム」や「備中神楽」「星がきれい」なんて予備知識もありつつ、新たな魅力も発見してきましたよ。

『日本綿布』で井原デニムに触れる

まず訪れたのは、デニム生地の生産で欧米の一流ブランドから高い評価を得ている『日本綿布』です。こちらでは昔ながらの草木染めや備後絣(びんごかすり)の伝統による藍染めを進化させてデニムの染色に生かしているそうです。

丁寧に織り上げられる反物から生まれるジーンズ。現在では日本綿布さんにしか残っていない旧式の織機も現役です。

藍の独特の香りの中、染料に繊維を浸けては絞り、浸けては絞り…。染料に空気が触れることでどんどん色が濃くなっていく様に、見入ってしまいました。

社長さんやスタッフの方々が、それぞれの工程を丁寧に案内・説明してくださいました。社長さんも工場長さんも、みなさんデニムスタイルでおしゃれに着こなしてました!社長さんがアメリカで入手した100年前のサンフランシスコの炭鉱にあった古着ジーンズにも感動しました。

日本綿布
井原市東江原町1076
0866-63-0111
http://www.nihonmenpu.co.jp/

ヴィーガン料理が味わえる『にじのはし』

かわいい小屋風の外観。こちらは、肉や魚、卵、乳製品、その他動物性食品を一切使用しないヴィーガン料理のお店です。自家焙煎コーヒーや豆乳を使ったおいしいドリンクも味わえます!

豆や米、乾物、旬の野菜をたっぷり使った料理は体にも優しく、女性を中心に大人気!訪れる際には予約がおすすめです。
今回は、インド米に秋野菜のサンバルとダルカレーの2種類の味が楽しめる「カレーミールス」と自家製みそや豆乳マヨネーズなどを使ったメインのおかず3、4種類に、ご飯、スープが付いた、内容が月替わりの「にじのはしプレート」をいただきました。料理は彩りも鮮やかで、自然光が入る窓際の席は最高のフォトスペース!見た目もさることながら、しっかりと素材のうまみが感じられる味わいとボリューム感に大満足のヴィーガン料理デビューでした。

NATURAL CAFÉ&MARKET にじのはし
井原市井原町299-1
0866-63-0925
https://nijinohashicafe.tumblr.com

地元で人気のパン屋さん『mon-chou』

続いて訪れたのは、鮮やかなブルーが目を引く地元でも人気のパン屋さん『mon-chou』。
アンティーク調のおしゃれな店内には、見た目もかわいい美味しそうなパンがずらり。食事系、惣菜系、おやつ系と、一日を通してなんと約50種類ものパンが並ぶそう…!素材にもこだわっていて、天然酵母や北海道産小麦、四つ葉バターを使って焼き上げるパンはどれも、ふんわり優しい味わいです。

天然酵母の自然な甘さが生かされた生地には、シンプルなトッピングのものが好相性!

mon-chou
井原市井原町313-2
0866-62-9190
http://mon-chou.net

四季折々の自然が美しい『田中苑』

田中苑は、近代彫刻界の巨匠・平櫛田中の作品を所蔵する『田中美術館』に隣接した日本庭園です。苑内には「鏡獅子」をはじめ、5つのブロンズ像が配してあって迫力があります!

私たちが訪れた時期は紅葉には少し早かったのですが、シーズンには赤、黄、緑の見事なグラデーションが楽しめるそう。

滝から流れる清水、掘りにはコイ、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と、四季折々の変化が楽しめる市民の憩いの場で、癒やしのひとときを過ごしました。

田中苑
井原市井原町289
0866-62-8787(田中美術館)
http://www.city.ibara.okayama.jp/denchu_museum/

さまざまなアートに触れた『いばらアートループ商店街』

道沿いにピエロが! 置物かと思って近づいたら、動くししゃべる…! アートループに来ていた人たちを楽しませていました。

『笹井呉服店』では着物を着せていただいて商店街を周遊。気分が上がりますね!

年に1度のみ開催しているこのイベントは、地元商店街で、地域の人たちやアーティストたちが、作品展、パフォーマンス、ワークショップを行って、何気ない暮らしの中にそれぞれのアートを表現しています。ゆっくり歩いてまわると、随所に写真映えスポットがありますよ。歴史ある商店街ならではの、古い看板にも注目してみて。

いばらアートループ商店街実行委員会
0866-62-0659(井原鮮魚内)
https://ibara-artloop.com/

井原デニムをテーマにした複合施設『デニムスクエアガーデン』

地元の歴史ある染色工場が手がけるニットアイテムを取り扱うショップや体験型デニムショップ、ホテル、カフェといった魅力的な店舗が集結した新スポットです。
『AIIRO COFFEE STAND』では、本格的なエスプレッソやカフェラテなどドリンクで、ほっとひと息。

体験型デニムショップ『おのはなこ商店』では、13種類の中から好きなデニム作品を作ることができます。今回はデニムパネル時計を作りました。

「大人女子の休日を満喫しています」って感じの素敵なポートレートも撮影できました!

インディゴで染めた上質なニットアイテムがそろう『ID&i』。インディゴの風合いが素敵です。

IBARA DENIM SQUARE GARDEN
井原市井原町1496
0866-84-1010(井原デニムストリート)

ノスタルジックな『新町の街並み』

『デニムスクエアガーデン』のある新町商店街のすぐそばを流れる小田川の河原で、まったり。時間がゆっくり流れる気持ちのいい場所でした。夕日を浴びながら撮った写真は、ちょっぴりエモさを感じます!

商店街の雰囲気は、まるで子どもの頃に戻ったような優しい気持ちにしてくれます。この商店街の裏には、桜のトンネルで有名な『井原堤』があります。桜の季節にまた行ってみたいな〜!

備中神楽の世界を体感できる『ゲストハウスまつり』

今夜のお宿は、井原鉄道井原駅から徒歩1分の好立地にある扇型屋根でモダン和風の建物、『ゲストハウスまつり』です。こちらには1階ロビーに能舞台が設けられていて、備中神楽を目の前で観ることができるんです。初めて観る備中神楽の迫力と話の内容の面白さに感動しました!

備中神楽は、歌舞伎、能、狂言などの所作を組み入れたダイナミックな舞で、江戸末期から始まった郷土芸能です。そして国指定の重要無形民俗文化財にも指定されています。

私たちが泊まったのは、天井が吹き抜けでロフトとハンモックが付いた素敵なお部屋です。我が家で過ごすかのような温かい雰囲気で、ゆっくり気持ち良く休めました。もちろん、撮影も楽しみましたよ。

神楽宿 ゲストハウスまつり
井原市七日市町148
0866-65-0007
http://www.ibara.ne.jp/~kagura/

与一記念弓道場で『弓道体験』

2日目の朝は、井原運動公園内にある与一記念弓道場で弓道体験をしました。
開会式のあと、先生方による演舞に息をのみつつも…先生方が的を狙うように、私たちも真剣にシャッターチャンスを狙いましたよ!

なんと、道着は特注の井原デニムなんです。凛々しいですね。

先生に弓矢の扱い方を手取り足取り教えていただきながら、初めての挑戦! 矢を扱う怖さと厳粛な雰囲気の緊張感はありましたが、「きっと当たる!」と信じて、心落ち着けて狙いを定めたら躊躇せず…! 当てることができて嬉しかったです!
「礼に始まり礼に終わる」という日本古来の弓道体験で心身ともに引き締めました。

井原運動公園弓道場
井原市上出部町1770
https://www.ibarakankou.jp/sightseeing-information/experience/DB141.html

色彩豊かな絵付きの御朱印が有名な『縣主神社』

こちら『縣主(あがたぬし)神社』は厄除けの社で、神主さん手描きの見事な絵が入った御朱印を求めて参拝者が後を絶ちません。御朱印は3種類で、御朱印帳には表紙がデニムのものもあるそうですよ。

この日は特別に、戸外で曲に合わせて色紙に御朱印を書いていただきました。神主さんの思いが込もった情熱的な絵「みずち」は、迫力満点です。有り難い貴重なお時間をいただきました。

神社ネコの「きなこくん」は参拝者に大人気。

神社の周囲は、深い緑と太陽の光が差し込まれた神秘的な雰囲気でした。参道も大変魅力的ですので、縣主神社を訪れた際は、ぜひ参道にも目を向けてみてくださいね。おすすめスポットです!

縣主神社
井原市木之子町3909
0866-62-8456
※平日に参拝される方は予めご連絡を。
https://www.facebook.com/agatanusijinjya/

築150年以上の酒蔵を改造した『カフェレストランくらら』

さて、続いては地元の人気カフェレストランでランチの時間です。日本の伝統工法によって作られた土壁をそのまま生かした店内で、フレンチ出身のシェフが手がける、ソースやドレッシングまで手作りにこだわった和洋折衷の創作料理を堪能しました。

3種類から選べる「パスタランチ」は、ボリュームたっぷり!スープ、サラダ、コーヒーも付いています。

Café Restaurant くらら
井原市西江原町1236-1
0866-63-3003
https://www.instagram.com/kurara_cafe_restaurant/

江戸時代から続く『山成酒造』を見学

井原市がある備中地域には、上質な岡山の米や清流「小田川」の伏流水、澄んだ空気といった酒造に好適な条件に恵まれているため、美酒がそろうことでも有名な地域なんです。
こちら『山成酒造』では、今も江戸時代から続く伝統的な製法を守り続けていて、名杜氏とともに若い職人さん達が酒造りに励まれて、シーズン中は活気がみなぎっているそうです。

創業当初から使われている昔ながらの和釜が今でも健在で、美酒に欠かせない上質な蒸米ができます。『山成酒造』のお酒の味は、この和釜に支えられていると言っても過言ではないそうですよ。

いただいたお酒は、とても味わい深いものでした…♡

山成酒造
井原市芳井町簗瀬23
0866-72-0001
https://yamanari.jp/

井原線のシンボリックな拠点駅『井原駅』

駅舎は井原市にゆかりのある那須与一の弓矢を模したデザインで、ガラス張りの近代的な建物です。

ウォーキングバイシクルの貸し出しもしているので、バイシクル観光も楽しそうですね。

駅舎内には、井原デニムの歴史がわかる展示コーナーや、さまざまなデニムアイテムがそろうセレクトショップもあります。

井原鉄道井原駅
井原市七日市町943-3
0866-62-6669

井原線『夢やすらぎ号』で優雅な旅の締めくくり

2005年に特別イベント車両としてデビューした『夢やすらぎ号』は、車窓から豊かな自然を望むやすらぎのレトロ空間です。
車両の設計・デザインは、なんと「九州新幹線」や「ななつ星in九州」などを手がけられた工業デザイナーの水戸岡鋭治さんなんです!

まるでカフェに居るかのようなおしゃれな雰囲気で、旅の疲れも癒されました。天然無垢材を使用したインテリアや床、木製ブラウンのシートなど、こだわりが詰まった空間を満喫しました!

郷愁のある夕焼け小焼けを象徴する茜色の外装に、どこを撮っても絵になります!心地良く揺られ、歴史や文化も感じながら、今回の旅をゆっくり振り返ることができた優雅なひとときでした。

井原鉄道
井原市東江原町695-1
0866-63-2677
https://www.ibara-reilway.co.jp/

いかがでしたか? 今回の旅はこれで終了ですが、豊かな自然と歴史的・文化的資源が多く残る井原市には、まだまだたくさんの見どころがありますよ。ゆっくりと自然や歴史を感じたり、たっぷりと文化・芸術に触れたい人はぜひ、井原鉄道を利用して訪れてみてください!

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