makina67

000007 (1)今回【注目GIRL】で特集して頂いた、イチと申します。
(今更挨拶かよっていう)(しかもGIRLでいいのだろうかっていうな)
恰好良く記事をまとめて頂きましたが、普段こういう写真も撮っております。正月明けたばかりの寒い時期とはいえ、完全防備の友人が面白くて撮りました。

もしかしたらこの特集のご縁で私の投稿も読んで貰えるかもなーと、ここで私のフィルムの相棒その1のmakina67をご紹介したいなーと思い、書いてみました。IMG_0429えーとこの写真は3年前にフィンランドに行った時に入った図書館で撮ったものです。(余談ですが、この図書館クラシカルで小さくて、しかも中央にはらせん階段がありとても素敵でした!)※CanonのコンデジS90で撮ったので歪みが酷かったのでそこだけちょっと補正しました。かわいいでしょう?←
ド真正面だとよく分からないと思いますが、蛇腹式のカメラです。持ち歩きの際は蛇腹を畳んでコンパクトな状態(ほぼまっ平ら)になります。(makina67で検索して頂ければ、特徴の蛇腹を伸ばしたルックスがよく分かる角度の写真が出てくると思います。)

中判カメラとしては軽量の1.3Kg!(これで「軽い」っていう中判フィルムカメラ…)レンズ交換式ではないので、F値2.8(※絞れますが)80mm(※35mm換算40mm)の一択!!!という非常に潔いカメラになっております。シャッタースピードもB 1~1/500秒なのでうっかり晴天の日にISO800のフィルムを入れてしまったら、かなり絞りまくらなければなりません。というか絞っても危険なのでは…

そしてピント合わせはレンジファインダー、二重像合致式マニュアルフォーカスでございます。makina67は虚像式なのでピントを掴みにくいのが最大の難点と言いますか、好き嫌いが分かれるという所。…だと思います。(このフィーリングが合わなくて、最近使ってないの…という友人多数。私も決して得意ではないのですが、ツーカーの仲(古い表現)になるべく頑張っています。)レンジファインダーはスナップ向きと言いますけれど、出会い頭のモノへ瞬時にピントを合わすのは難しい気がするんですけどね…。置きピンというか目測でこの辺りに合わせておく、というやり方のスナップには向いているのか…な?

そしてこの子の出自には色々ありまして、ドイツのPLAUBEL社の名前を背負ってる割に日本のドイインターナショナルという会社から出ているという変わり種なのであります。なのでレンズがNIKKOR(Nikon製)なのです。(お気づきになりました?)このレンズ、NIKKORらしいシャープさなのに柔らかさもあると仰る方も居ます。フィンランドでこれをぶら下げてると「Nice camera!!」と良く声をかけて頂くのですが、このフクザツな出自を全くご説明することができないという残念な英語力なので、頑張って勉強したいと思っておる訳です。ちなみにシャッター音はレンズシャッターなので「ヂッ」という非常に小さい音でかわゆらしいです。

フィルムはブローニーフィルムという、金属の入れ物に入っていない巻物のような形態のフィルムを使います。makina67は中判の中でも6×7(ロクナナ)と呼ばれたフォーマットでブローニーフィルムで10枚しか撮れません。(6×6(ロクロク)ですと12枚撮れます)ですのでデジタルカメラのように気前よくシャッターを切る訳にはいきません。いきませんが、またそれが楽しさだったりもします。現像に出している間のワクワク感とか、これだけはデジタルにはない醍醐味ではないでしょうか。(プロは撮ってる時点でちゃんと仕上がりが想定できるそうなので、これはアマチュアのみの楽しみかもしれませんね。)

どんどんフィルムメーカーや種類も減ってしまい、なおかつ値上がりもしていますが、それでもまだメーカーが頑張って作ってくれている間に、是非フィルムでの写真も楽しんで欲しいと思います。フィルムや薬剤が無くなってしまったらもうこんな面白い表現が出来なくなっちゃいますからね。既にちょっと「気軽な楽しみ」から遠ざかりつつありますが、まだまだ「貴族の遊び」にはなってません!是非トライしてみて下さい。仲間を増やしたがってる先輩方がうきうきと教えてくれると思いますよ!!(笑)
そして是非、一度暗室でプリントもチャレンジして貰えたら、何か違う扉が開く楽しみも味わえますよ…うふふふふふふ
(私も現在楽しいけれど七転八倒中です)47450004かとちゃんぺ。