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NEWS
2022.11.01

山形県・大蕨の棚田ツアーが、山形新聞に掲載されました

山形県山辺町とコラボして実施した「【山形】絶景の棚田を旅しよう」大蕨の棚田ツアーの取り組みが、山形新聞に掲載されました!

▼記事はこちら
https://www.yamagata-np.jp/news/202210/10/kj_2022101000250.php


イベントでは皆で棚田を撮影を楽しんだり、杭掛け体験や大蕨の棚田を守っている「農夫の会」の稲村さんから様々なお話を聞いたり、作業を少しお手伝いしたりなど、棚田の課題に触れ、私たちにできることはないか考え続けた “濃厚な2日間” を過ごしました。特に稲村さんのお話は、今棚田が抱えている課題やこれからの未来を考えさせるものでした。

実は今、全国の棚田で今問題になっているのが “耕作放棄” です。というのも、普通の田んぼより手間が大幅にかかることや、作り手さんの高齢化や後継がいない問題なども重なって、維持ができなくなってしまうことが多いそうです。
ここ大蕨の棚田も放棄が進んでいて荒れ果ててしまう寸前の状況だったのですが、農夫の会の稲村さんが必死に守り、今では7〜8割まで回復しました。この棚田を守りたいという思いのあるたくさんのボランティアさんが関わって、維持できているのだそうです。

『もしかしたらこの棚田の風景は、近い将来見ることが出来なくなってしまうかもしれない。』
そう思うと、とても残念で悲しい気持ちになりますよね…。

棚田は日本の原風景でもあり、とても美しく写真映えする被写体です。この日もたくさんのカメラを持った方が訪れていました。撮影して発信することもひとつの支援にはなりますが、写真を撮らせてくれたお礼に「お米を買う」ことや「作業に関わる」などもう一歩踏み込んだ関わり方をしてみることを勧めたいです。
稲村さんたちも、やっぱりお米を食べてもらうことがいちばんの応援になる、と話していました。
私たちカメラガールズでも、ツアー後のアクションとして ①お米を買うこと ②お米を食べてもらうイベントを開くこと ③もっと知ってもらうために写真を生かした何かを作ること  など、色々な企画しています。ぜひ今後の活動にもご期待ください!

そしてそして、大蕨の棚田のお米がいよいよ販売開始です。手間暇かけて作られたとても美味しいお米です。
よかったら食べてみてください!

▼(参考)農夫の会 お米販売ページ
group-nofunokai.jp

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