camell
女性限定
オトナ写真部「カメル」

STORY
2025.11.05

好きがめぐるとき。“飽き性”の私が、写真を5年続けてこられた理由。

2020年の夏の終わり頃、ふと「可愛い女の子の写真が撮りたい!」と思い立って、初めてミラーレス一眼を手にしました。あれから5年と少し。波が寄せては返すように、写真への熱が高まったり静まったりを繰り返しながらも、気づけばずっと続けてこられています。
今日は、その理由を自分なりにまとめてみようと思います。少しでも“好きなことを続けるヒント”になれば嬉しいです。

「飽き性」だと思っていた私

私は昔から、親に「ひとつのことが続かない」とよく言われていました。自分でもそう思っていたし、正直コンプレックスでもありました。でも、最近になって気づいたんです。どうやら私は「飽きている」のではなく、“”があるタイプだったみたいなんです。その時々で心の熱が向く対象が変わる。それを私は長い間「ダメなこと」だと思っていたけれど、実はそれこそが私の本質だったんです。

私の“旬”の世界

これまでの私は、写真のほかにも、文具やアクセサリー作り、文章を書くことなど、いろんなことに夢中になってきました。でもそれぞれをよく見てみると、根っこは同じ“表現”なんです。「自分の中の世界を、目に見える形で表すこと」。私はその作業がたまらなく好きなんだと思います。写真ひとつ取っても、
・オールドレンズでふんわり撮る人
・望遠で狙う人
・人物、動物、建物……
同じ「写真」でも好みや表現は本当に人それぞれ。その中で私は、「人物を撮る」がいちばん心が動く分野でした。特に“可愛い女の子”を撮る時の高揚感。この瞬間のためにカメラを続けていると言ってもいいくらいです。

のめり込んだ“写真の世界”

写真を始めてからの5年間で、私の中ではいくつものブームがありました。
たとえば──
・レタッチに夢中になった時期。
撮って出しでは出せない色味を作れるのが楽しくて、自分の世界が広がるような感覚でした。

・レンズフィルター「なついろパンチ」との出会い。
初めて使った時の色味が好みすぎて、テンション爆上がり!お店の方がその場で貸してくださったご厚意も含めて、忘れられない体験でした。

・camellとの出会い。
写真表現の幅を広げてくれる場所。新しい挑戦の機会をたくさんもらって、いつも写真熱を刺激してくれています✨

camellきっかけでハマった表現
雑誌風にレイアウトしてみたり

写真に手書きを重ねてみたり

「自分が撮りたい写真とは?」を探求したり


フィルムに挑戦したり

どれも「好き」を掘り下げる時間でした。

「モード」という考え方

最近は、“旬”に加えて「モード」という考え方がしっくりきています。「モード」は、ある意味その時々の“スイッチ”のようなもの。たとえば文具なら今は「手描きモード」と「消費モード」。写真なら「文章モード」に入っている感じです。以前は「記録写真」にあまり興味がなかったけれど、文章を書くようになってから、「記録も素敵に残したい」と思うようになりました。
モードは日単位で変わることもあれば、朝と午後でコロッと切り替わることもあります。でも、どのモードもちゃんと“私”なんです。

“続ける”のではなく、“循環させている”

こうして振り返ってみると、私はひとつのことを「続けてきた」というより、好きなことを「循環させてきた」のかもしれません。熱が冷めたように感じる時期も、実はただ別のモードに切り替わっているだけ。またタイミングが来たら、自然と戻ってくる。それを無理に止めず、流れに身を任せてきたことが、結果的に“続ける”ことにつながっていたのだと思います。

おわりに

もし「私、何をやっても続かないんだよね」と感じている人がいたら、それは飽き性なんかじゃなくて、ただ“モード”が変わっているだけかもしれません。あなたの中にも、きっと“旬”があります。その時の熱に素直に動いてみると、思いがけず長く続く「好き」に出会えるかもしれません。

PROFILE

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