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SPOT
2026.02.05

活気ある朝市、本物のレトロ…!写真好きなら「倉敷・玉島エリア」へ旅してほしい

初めて、岡山県の倉敷市にある倉敷美観地区に宿泊した日。(そのことはこちらの記事で書いています)
朝夜は人の少ない倉敷美観地区を贅沢に楽しんで、日中は少しハズしたスポットに旅をすることに決めていました。

そしてこの日選んだ旅先は、「玉島」です。
倉敷駅のひとつ隣、新倉敷駅からバスに乗り換えて10分ほど。
移動距離的にはとても近いし、車不要で旅ができるのも決め手の1つ。また、この玉島エリアは「映画の撮影に何度も使われてきた古い町並みが残っている場所」と聞いて、選んでみました。

行ってみて、やっぱり大正解。
レトロな風景とか、懐かしい光景が好きな人には絶対ハマる町です。
そこで今回は私が旅した玉島エリアを、撮影した写真とともにご紹介します。

レトロがすごい!今も町の人が集まる場所

見るからにレトロなスポット、『通町商店街』。
私たちが訪れた日は、ちょうど玉島で有名な「備中玉島みなと朝市」がやっているという休日のようで、足を踏み入れてみると、想像以上のにぎわい。聞いたところ、この朝市には約2000人が訪れるそう!

観光イベントというより、町の人たちが集まってくる場所という感じで、玉島のローカルな空気を感じられました。

玉島の、レトロで大好きな風景。

こういうの、好きな人には絶対たまらない場所!
私もレトロな雰囲気は大好きなので、シャッターを切る手が止まりませんでした。

静かな歴史を感じる絶景神社

朝市のにぎわいから少し離れ、『羽黒神社』に来てみました。
境内はとても静かで、商店街とは対照的な空気が流れています。
階段を少し登った先にあるので、少し上から町を見下ろすことができて、この景色が特にお気に入り。

羽黒神社は、玉島が埋立地としてつくられた際に祈願のために建てられた神社のようで、むすびの松、猫のカリン、そしてカラス天狗など、どれも「町を見守る存在」として、佇んでくれているみたいでした。

玉島の守り神、からす天狗

町の仕事が、そのまま町の魅力に

歩いていると、「畳ギャラリー」の看板が目に入ってきました。
入ってみると、カラフルな帯…?

あ、これは、畳のへりだ!

向かいの畳店にお邪魔すると、店主の方が気さくに案内してくれました。
日本伝統の「い草畳」にこだわって製造していて、若い人や、海外からの方も観光に訪れたいと連絡が来るとのこと。
町の仕事が、そのまま町の魅力になっている。これも玉島らしさなのかもしれません。

「い草アイス」も販売していたので、食べてみることに。ほんのりい草が香って、優しい美味しさが口に広がりました。畳を食べるって、想像もできなかった(笑)こういう “ここだけの味” を味わえるのって、旅の醍醐味ですよね。

い草って食べられるんだ!

ドラム缶でできた、橋がある…!

映画のロケ地にもなったというドラム缶橋
正直訪れる前は、どんな雰囲気なんだろう?と思っていましたが、実際に訪れてみると、すごく素敵な風景が広がっていました。

広い水辺にすっと伸びる橋。
その先に残る舟屋のような家並み。

作られたレトロではなく、ずっと残り続けてきた風景だからこその重みがあって、本当にタイムスリップしたかのような感覚になっていました。

歩くたびにちょっと揺れて、渡るのが面白かった

歴史ある和菓子を、ちょい食べして歩くのがいい。

玉島を歩いていて印象的だったのが、和菓子屋さんの多さ。
そしてやっぱり歴史あるお店がたくさんです。

創業約100年の老舗『玉井堂ではワッフルを。
柔らかくてふわふわで、とっても美味しかった!
商店街に面したお店なので、食べ歩きも楽しい一軒です。

ちょい食べが楽しい町

明治創業の『松涛園では季節を映したねりきりが美しく並んでいて、
甘党の店 やまと』では、素朴で深い味わいのおはぎに出会えました。

美しくて繊細なねりきりや、甘すぎず味わい深いおはぎ

さらに器楽堂老舗ではお茶会にも参加。
立ててもらったお茶と共に、心落ち着く時間。
ここでいただいた茶菓子が
なんと……、先ほどの松涛園で見かけた練り切り、さざんか!
一期一会という言葉が、しっくりくる体験でした。

日本の伝統文化「茶の湯」体験

お茶と和菓子が、特別なものではなく、
暮らしの延長として結びついているような
そんな文化が、玉島には自然に残っているように感じます。

歩いて気づいた、玉島という町の輪郭

いわゆる「観光地」として、名前が有名な町ではなけれど。
町の人が集まる場所があって、昔から続く商いが色褪せずにあって、
玉島の文化は、特別なことをしなくても自然に残っている。

港沿いには、寄港の街だったことを思わせる潮の香りと、
穏やかな水辺の風景。

歩けば歩くほど、知れば知るほど、
どこか不思議な玉島の空気に惹き込まれているみたいでした。

ちょっと不思議で、どこかクセのある玉島の旅が、
いますでに、少し恋しくなっています。

カメラが好きな人には、絶対推せる旅先です。
良かったら一度、訪れてみてください。

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