せとものの街で見つけた、とっておき|愛知・瀬戸蔵ミュージアム
せとものの街として知られる陶磁器の産地、愛知県瀬戸市の街を散策した日の話の続き。
前回の記事はこちらからご覧いただけます。
せと末広町商店街を抜けて、瀬戸蔵ミュージアムに向かう。時刻は午後4時くらい、陽が傾き始める気配の中を歩いた。

ポケモンに明るくないのでニャヒートもブーバーも初めて見たんだけど、やきものが焼けそうなくらい火力があることはわかった。

永世で終わっているのが気になる。
受付を抜けてミュージアムの中に入ると、いきなり瀬戸線の車両が出迎えてくれた。堂々とどーんと鎮座している。

名鉄といえば名鉄スカーレットなのに車体が緑色だった。びっくり!

中は鏡が入っていて奥行きが体感できる。

復元されている駅舎と当時の運賃表に見入ってしまう。名古屋市守山区がまだ守山市だったり、終点が栄町ではなく堀川だったり、昔の「お堀列車」「瀬戸電」と呼ばれていたころの姿に近いのかな。

駅舎からモリゾーとキッコロが覗いていた。愛知万博のころからずっといるのだろうか
ゆる鉄がひとしきりシャッターを切ったあと、駅舎の反対側を見ると、そこには陶房や焼窯ややきもの屋を再現した展示があった。じっくり見て回る。


再現された作業場、今にも音が聞こえてきそうだ。
屋内とは思えないほどの窯と煙突。広角レンズがあったら煙突全部写せたかな。
急須は吊るして売っていたのか。

茶碗、茶碗、茶碗、自分がやきもの屋だとしてもこんなにきれいに茶碗を積む自信がない。
せとものの展示を見て通路に出ると、折り紙で作られたつるし飾りが飾られていた。屋内なのに、まるで絶え間なく色とりどりの花びらが降ってくるような、そんな圧倒的な風景だった。
ミュージアム内を照らすオレンジがかった光を受けて、春が近づいてきていることを知らせるように、つるし飾りは色を放っていた。



飾りによって折り紙の折り方が違っていた。

色合いも飾りの形のバリエーションも見ていて飽きなかった。


となりのセトシ……?
瀬戸蔵ミュージアムを閉館時間ぎりぎりに出ると、ゆっくりと、でもはっきりと陽が傾いていた。行きに通った橋を思い出し、もう一度同じ橋を渡る。行きと同じように、欄干をフレームにして写真を撮った。

欄干のフレームに、この日の夕暮れをつかまえた。昼間とはまったく違う川の姿、橋の姿。瀬戸を歩いた時間が、わたしにこの景色を見せてくれた。
近いからこそ、心の距離が遠かった瀬戸の街は、見れば見るほどシャッターを切りたくなる街だった。半日では行けていないエリアもまだまだあるので、また瀬戸の街を訪れたい。そして、時間の流れを感じながら、またシャッターを切りたい。




