テーマ撮影にチャレンジ!「冬枯れの草木」にトライしてみた。
身近な冬枯れの草木の姿を撮る。というテーマの撮影にチャレンジしてみました。散歩に行くまえは「冬は色があまりないし、モノクロっぽくなるかな」と思っていたのですが、意外と淡い微妙な色合いや最後には鮮やかなオレンジ色のカラスウリまであって、色を楽しめました。
冬枯れの草木を撮影してみて気づいた、撮影のポイント
1. 対象のいいところ、好きな部分を探す
2. 遠くから全体像を撮ったり、近づいて部分的に切り取ってみる
3. 前から撮ったら、つぎは後ろ姿も押さえる
これって、人物撮影と似てるなと感じました。それでは、撮影した写真と感想を紹介します。
曇り空だったので、空をバックにきれいな枝と幹のシルエットがきれいに撮れそう。ということで、形が良さげな木を探しました。見つけたのがこの木。全体を撮ってみましたが、いらないものがいろいろ入ってきます。
そんなわけで、3つのポイントを意識して撮影スタート! まずは部分的に撮ることにしました。枝を画面いっぱいに。細い枝と太い枝で、ちょっと怪し気なムード。
次は枝先だけ入れて、空で余白を。ちょっと寂し気な、こういう構図が好きなのです。
木の長さを生かしつつ、縦でも枝先を撮ってみました。ちょうどトリがいい具合に。
今度は幹にも注目。ゾウみたいなシワやコブ、コケ(?)があって、さらにツル(蔦かお?)も這っています。うーん生命を感じる。
次に注目したのは、ススキ。ススキといえばこの形。でも綿毛が飛んでしまって、茎(でいいのかな)だけになった群れも良い感じ。
ツンツンした茎と葉の丸いカーブのコントラストが面白いと思いました。
箒みたいな丸っこい形もかわいかった。
最後にこんな実も見つけました。調べてみるとカラスウリと判明。クルクルしたツルがかわいい。
撮影後の反省点はウールのダッフルコートを着て出かけたこと。帰宅すると背中にも袖にも、くっつき虫がびっしり……ダウンにしておけばよかった(^^;)