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オトナ写真部「カメル」

STORY
2021.06.22

サードパーティーレンズってなに?

レンズ選びって難しいですよね。たくさん種類があるし、安い買い物ではないので、なかなかすぐに決められません。レンズを調べていると出てくるのが、「サードパーティーレンズ」というワード。Canon, Nikon, SONYなどの一眼カメラのレンズを探す上で、避けて通れないものとなっています。
今回はこの「サードパーティーレンズ」について、ご説明いたします。

サードパーティーレンズってなに?

「サードパーティーレンズ」を理解する上で知らなければいけないのが、「純正レンズ」です。「純正レンズ」とは、NikonやCanon, SONYといった、ボディと同じメーカーが製造しているレンズのことを言います。
サードパーティーレンズは、そんな「純正レンズ」ではないレンズ製造専門のメーカーが出しているレンズのことを言います。
例えばSIGMAと言うレンズメーカーは、NikonやCanonやSONYなどカメラメーカーが製造するカメラに合わせたレンズをそれぞれに製造しています。

主なサードパーティーレンズのメーカー
・SIGMA(シグマ)
・TAMRON(タムロン)
・Tokina(トキナー)
・Carl Zeiss(カール ツァイス)
・Voigtlander(フォクトレンダー)

サードパーティーレンズのメリット

価格が安い
同じ画角・F値のレンズと比べると、純正より1/2以下の値段で購入できます。(Carl Zeissのレンズなど例外はあります)
写りがよい
安いからといって写りが悪いわけではなく、むしろ純正を上回るものも出ています。

サードパーティーレンズのデメリット

オートフォーカスが遅い
純正レンズでも遅いものもあるのですが、純正レンズと比べるとオートフォーカスがやや遅いものが多いようです。

オートフォーカスの精度にムラがある
「前ピン」や「後ピン」といったピントのズレが、サードパーティーレンズには見受けられるようです。ただカメラ側でレンズごとにピントのズレを調整することもできます。

SIGMAのレンズの作例

今回は純正レンズと2倍ほどの価格差があるSIGMAレンズの作例をご紹介いたします。

SIGMA 85mm F1.4 DG DN | Art で撮影
SIGMA 85mm F1.4 DG DN | Art で撮影

純正レンズとサードパーティーレンズ、結局どっちがいいの?

純正レンズだからいい、サードパーティーレンズがいい、などの違いは全くありません。性能などの良さはレンズごとに異なります。同じ画角やF値でもレンズによって描写が全然違ったりします。
純正レンズやサードパーティーレンズと言う名称に左右されず、試用して気に入ったものを選ぶのがおすすめです。

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