コミュニケーションの大切さ


さて、コミュニケーション。
私、基本的には O型末子なのでオープンマインドの人ではありますが、大人になってからはすっかり人見知りです。社交辞令が通じなくてなんでも丸飲みで信じちゃうタイプだったので色々カナシイ目にあったり(笑)あとはいい加減いい歳した大人なので少しは落ち着かなきゃ! とか頑張ってみたらなんか違う方向におとなしくなってしまったっていうのもあります。基本的にはお祭り騒ぎタイプです、やり過ぎて落ち込むタイプです。
まあ、そんな人なので実を言うと初対面の方を撮るというのはハードルが高く、日頃あちこちに「撮らせて撮らせてー!!!」「被写体ボシュウー!!」って言ってる割に、「じゃあ…」って言われると途端にドギマギして後ずさってしまうのですね。「人見知り」な上に「指示を出せない」っていう二重苦。でも、撮りたい。(どういうことだ)
以前、敬愛する写真家さんの一人である嶋本麻利沙さんにお伺いしたことがあるのです。
わたし、人見知りで「いいねーいいねー!!」って盛り上げられないのですが、そんなタイプの人でもカメラマンになれるのでしょうか?と。そうしたら嶋本さんは「私もそんなに盛り上げて撮るタイプではないから大丈夫。でもちゃんと撮る前に、イメージを伝えてモデルさんを不安にさせないようにしてます。安心して撮影できる空気にするようにしています。」という感じのことを仰ってました。
以来、少し安心して撮影できるようになりました。
まあ、まだまだ「イメージを伝えてモデルさんを不安にさせないように…」って言うのができてないんですけど、人見知り故。(あかん)最近は初対面の方を撮らせて頂くこともぼちぼち増えてきたのですが、なるべく事前に「どういう雰囲気が好きか」「どう撮られたいか」などを聞いておいたり、お互いのイメージを擦り合わせておくようにしています。先方は私の写真を見てコンタクトを撮って下さるので、ある程度は私の撮影イメージをご存じだとは思うのですが、私の方はその方の事を全く知らないのでお互いの不安感をある程度無くしたい訳です。好きなものを共有していると、いつも撮っている友人たちのように「言わなくてもわかる」という非常に楽な状態で(笑)撮影に臨めたりする訳ですね。ほんと、友人達には頭が上がらない!!!



ポージングなどは被写体慣れ(撮られ慣れ)してないとなかなか難しいですが、モデルさんとコミュニケーションを撮ることで、その人のリラックスした表情を押さえることはできます。多分ポートレートではその要素が一番大きくて、一番の魅力だと思います。(ファッションフォトなどは無表情だったり、不可思議なポーズやシチュエーションが魅力要素になりますが)
私も精進して、モデルさんに不安感を抱かれないように(笑)事前コミュニケーションを沢山取って、安心した雰囲気の中で撮影できるようにしたいです。(言ったな?言ったな?)
…なんて、この間カメラガールズのみなさんと撮影した時に延々無言で撮影してた訳で、とてもそこまで辿り着けない気がしますが………(遠い目)(みなさんのパワフルな撮影を見ていて反省しきりですよ…女子の女子に対する萌え撮影のパワー半端ナイ!!!!違うんだ!私はムッツリなんだ!(それもどうよ!))
…えー、ゆるっと被写体募集してます(笑)