camell
女性限定
オトナ写真部「カメル」

STORY
2024.02.05

28歳の私が「今」感じる、写真への想い。写真と出逢えて、私、幸せです。

カメラを手にしてから8年半。写真を仕事にし始めてから3年半。これまで色んな写真を撮ってきて日々、その良さをひしひしと感じています。特にこの2年くらいはたくさんの方との初めましてを経験して、写真と、自分とたくさん向き合ってきました。そんな28歳の私が「今」感じる、写真への想いを綴ってみようと思います。

初代一眼はCanon eos kiss x7でした(2014〜)

皆さんにとって「写真」ってどんな存在ですか?

私は宝箱だと思っています。

あの時あの瞬間をそのまま、まるっと包み込む感じ。嬉しいこと悲しいこと、大変だったこと、愛おしかったこと、たくさんの愛を詰め込むことができる。どんなことも箱を開けるとぶわっと蘇る。思い出を詰め込む時もワクワク、元気がない時に励まされたり、勇気をもらったり、時には思い出を増やしたり。そんな存在です。

今はカメラマンとして、誰かの日常をカタチにするお手伝いをさせていただいています。写真の力+αで、撮影という素敵な時間を創りあげる。日々色んなことが起こりますが、誰かと一緒になって生み出すその時間が、本当に愛おしいです。愛おしすぎて大抵、撮影の後は胸がいっぱいになっています。写真を通じて繋がったご縁、撮影中に垣間見える愛情、誰かの自分らしさと向き合う時間。。全てが奇跡の連続で、愛が溢れていて…。大切に持っていたい。そんな気持ち。

____そんなこんなで写真と向き合って、前よりも「幸せの感度」が上がりました。ちょっとした小さな幸せにも気づけるし、感謝できるようになりました。写真をやっていてよかったと思う瞬間です。

写る側のこと

カメラマンになってからというものの、撮ってもらう機会もグンッと増えました。1人でも、大切な家族やパートナーと一緒にでも。撮影される側の気持ちを知ることも大事だなと思って積極的に写り始めました。その中で、思い出深い撮影があるので少しだけ書き留めておきます。

私の家族写真を撮ってもらった時のこと。公園で色違いのトレーナーを着て、手を繋いだり、走ったり、ジャンプしたり、色んなポーズをしながら(笑)カメラマンさんのおかげもあり、わいわいと撮影をしていました。正直撮影中は……恥ずかしかったですよ!!!!!!!!そりゃもう私以上に両親と兄弟の方が恥ずかしかったと思いますが!笑

でも、やっぱりすごくすごく大切な思い出になりました。普段みんなで写真を撮ることなんで旅行くらいしかないし、撮ったとしても不自然というか、インカメとか「はいチーズ!」の写真がほとんど。家族だからこその小っ恥ずかしさもあります…笑だからこそ撮ってもらって自然な家族のカタチが目に見えた時、色んな想いが溢れてきました。撮影しながら感じる家族の変化や愛情。ここだけの話、なんだか泣きそうになる瞬間もあったり。『親と、兄弟と、手を繋いだりするのなんて何年ぶりだったんだろうなぁ』『あと何年こうしてみんなで集まって笑い合えるんだろうなぁ』そんな想いもぐるぐる。

(こうして書いてる間にも目頭が熱くなります)

家族のカタチは様々なので難しい話でもありますが、、もし、少しでも、チャンスがあるのなら何度でも、何歳になっても、家族全員で写っている写真を撮って欲しいなと思います。あなたのすぐ側にいる大切な人との写真を。

撮ってもらった家族写真の1枚
Photo by @くらげそんちょー(くらそん) さん。大切な人と笑い合える時間って愛おしいなと。

最後に

実は毎日って当たり前になってしまっている事も多いけど奇跡の連続なんじゃないかなって最近思うんです。

間違いなくそこにあなたがいて、その存在が奇跡で、愛おしくてたまらない。当たり前になってしまっている日常を一歩離れて見てみる。そこから何が見えますか。何か感じますか。

写真にふれることが、幸せのきっかけになったらいいなぁ。なんていつも思っています。

みなさんも「写真をやっていてよかった」そう思えますように…!最後まで読んでいただきありがとうございました☺!

PROFILE

ひとみ
ひとみ
・神奈川在住 はまっこ
・フリーランスでカメラマンしています。日常から特別な日まで、大切に撮影させていただいています。
・散歩、旅が大好きです
・愛用カメラ:Canon eos R6、m2
・Instagram / @hitomin_photo

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