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オトナ写真部「カメル」

STORY
2015.09.07

マクロレンズの撮影方法と撮影のコツ

マクロレンズをご存知ですか? マクロレンズとは、被写体を1/2〜等倍のスケールで大きく写せるレンズのこと。マクロレンズは被写体に距離が近づけるレンズが多いのですが、マクロの意味は「大きく写せる」ことです。例えば望遠レンズ、被写体を大きく写せるのなら「マクロレンズ」です。
被写体を大きく撮影できるので、肉眼では見えにくい質感や細かな部分がよりくっきりと写せます。マクロレンズで撮るいつもと違った「非日常の写真」は一眼レフで撮影する写真の醍醐味でもあります!

最大撮影倍率って?マクロレンズの選び方

マクロレンズを選ぶ際のポイントは、最大撮影倍率が1/2〜等倍であること。それ以下でももちろん不正解ではないのですが、この最大撮影倍率が等倍に近いほど被写体を大きく写せるという意味になります。例えば最大撮影倍率が等倍のレンズと、0.25倍のレンズを比較すると、等倍のレンズの方が4倍も大きく撮影できます。購入の際は必ず倍率を確認してみましょう。

マクロレンズの魅力はボケ

マクロレンズの最大の魅力はボケ味にあります。大きくボケるレンズはマクロ写真をより素敵なものにしてくれます。一般的に、望遠になればなるほど大きくボケるため、オススメは90mm程度の焦点距離のいわゆる「中望遠レンズ」と言われるものが扱いやすくボケも綺麗なのでオススメです。
それ以上の望遠レンズもいいのですが、望遠になればなるほど手ブレや被写体ブレが発生しやすくなるので、三脚が必要になったり、設定がよりシビアになるのでまずは中望遠レンズがオススメです。

マクロレンズのピント合わせ

被写体を大きく写す分、マクロレンズではピントがずれやすくなります。モニターで拡大しながらマニュアルフォーカスでピントを合わせるのがオススメです。また屋外での撮影は風などでうまく撮影できないこともあると思いますので、初めは室内で練習するのがオススメです。
どうしてもピントが合わないときは、もしかすると被写体に近づきすぎているのかもしれません。レンズによって最短撮影距離は異なりますので、どの程度まで近づけるのか、最短撮影距離を確認しておきましょう。

マクロレンズはスナップでも使える

マクロレンズの特徴は被写体を大きく写せるという点ですが、もちろん離れた被写体の撮影にも使うことができます。ポートレート撮影やスナップ撮影などにも使えます。ボケも綺麗なので普段からマクロレンズを使っている方も少なくありません。難点といえば、レンズがやや大きめなものが多いこと。単焦点レンズよりも大きく持ち運びに苦労することが多いです。でも普通のレンズと違って、いざという時に被写体を大きくダイナミックに写せると思うと、持ち歩いていて損はないレンズかもしれません。ぜひ、マクロレンズを楽しんでみてください。

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