camell
写真が好きな、あの子の本音。
camell「zines」

STORY
2026.02.04

スマホから一眼レフにしたけれど、うまくいかず苦戦中のレポート

何に取り組んでどう感じた?

約1年前、私はスマホカメラから一眼レフカメラに切り替えた。

しかし、あんなに楽しかった写真が、今はなぜか低迷中。心の感度が下がっているからなのだろうか?
土日やお正月にお家のお庭に出て水遊びや植物達と戯れる度、一番生きている心地がしていた。躍動するような「生」の鮮やかさ。懐かしい楽しかった記憶。

…それを今はなぜだか感じられない。
(サングラス風眼鏡のセピア色の影響もあったが、心理への影響は根本的にそれではない。笑)
今までの私の基本は、心動かされた瞬間にスマホカメラを構えて撮るスタイルだ。角度や鮮明度、手軽さやスピード感はスマホの方が私にとって撮りたい構図の実現性は高い。喪失感とは近く違った何かが、ある。
豊かなのに、なぜかフルで満たされすぎていて逆に何も感じないのか…?

心の行方

「あなたも私も何かをしてもしなくても、ここに存在していい。何かができてもできなくても、ここにいていいの。誰とも比べなくていいの。ただ、私の中の私だけを見つめて、見つけてあげられればいいの。」

流れが速くて追い付けない日々。
情報も周りも目まぐるしく移り変わる。
そんなものとは対峙せず、吸収もせず、ただ心地よい私だけを感じていればいい。あなたを創り上げる世界観が正解になるから。きっと。それが信じる自分となる。
私はこのような何とも言えないチルな在り方を、自身の今後の方針として信じているのだと、書いていてなんとなく気が付いた。いい感じに脱力している時ほど、自分が撮りたいものを撮れる気がしている。

私の写真はもっと、カラフルで透き通っていた。
この世の自然や生き物全てを祝福したかのような鮮やかさを切り取って表現したい。朝も昼も夜も美しい被写体を見つけるとスマホで撮りまくって容量をなくす日々。写真という、中々掴まえられない蝶々を追いかけること自体が楽しくて、夢中になって撮りまくることが楽しかったのだと思う。

少なくとも約1年前はそうだった。
徐々に私の描く美しい世界の素材が集まってきたような気がして、心がときめいていたのだと思う。夢が実現される一夜手前のような感覚。

私には難しいことは要らない、感覚だけで再現することの自由度やイメージの方が大切だった。レタッチはせずに、鮮やかな生の色を感じてほしいスタイル。これはカメラの世界では邪道なのだろうか?
小難しいことが賞賛されるような気が肌感覚ではしているが、「シンプルで美しい」を方法としても、作品としても、反映させられたらいいなと純粋に思った。

それでどうすることにしたの?

「ただ感じるままに撮る。」
特に自分らしさが行方不明なとき。そして、一番いい瞬間を逃さないように、一眼レフカメラを携帯しておくことが地味に大事なポイントだったりするのかもしれない。(なぜならスマホは大体常に一緒だが、一眼レフは大事にお家に置いていることが多いからね。)

無理に撮ろうとせず、お散歩の際に一眼レフと一緒にお出掛けして、風に靡かれてなんとなく美しいな~いいな~と感じた瞬間に撮る。日常のふとした瞬間に、光が射す。心が動いた時に一眼レフで撮ればいい。

原点に戻って好きな瞬間をただ切り取って集めたい。
この気持ちがあれば大丈夫。

子供が画用紙に自由にクレヨンで落書きするような感覚。これが自分のお気に入りを創出する秘訣かもしれない。現時点ではこのような答えしか導き出せなかった。しかし、シンプルで大事な視点だと思えた。
自身のお気に入りの写真が撮れるまで、時間がかかることに悶々としてしまうが、果実を急いでしまうことよりも、たまにいい感じの写真が撮れたらラッキ~☆くらいの感じで、ゆるく続けていくことに私の求める意味がありそうだ。

文章:Noelu.+°
Instagram: https://www.instagram.com/noeluofficial/

PROFILE

Noelu.+°
Noelu.+°
・アーティスト
・自然の美しさを伝える活動
・愛用カメラ:Fujifilm X-M5、チェキ:Fujifilm Instax mini EVO
・Instagram @noeluofficial