カメラ:Rolleiflex SL66/フィルム:kodak portra400
こんにちは、編集部 たかです。
今日は、「フィルムカメラを楽しもう!」の第2回をお送りします。 ※前回の記事はこちら(フィルムカメラを楽しもう! vol.1~フィルムカメラが魅せるロマン)
すぐに写真を確認できない、不便なフィルムカメラ。そこにある魅力って、何だろう?
今回は、数ある魅力のうちのいくつかをご紹介します。
目次
本当に撮りたいものを、丁寧に撮るということ
カメラ:OLYMPUS OM-2N/フィルム:FUJICOLOR pro400h
フィルムカメラは、装填するフィルムによって撮れる枚数が決まっています。
1つのフィルムで10〜36枚。ハーフカメラは72枚。
またフィルムは、ランニングコストがかかります。フィルム代、現像代などが毎回必要なんです。
その場で確認できない。撮り直しが効かない。枚数も限られていて、都度お金がかかる…。そうなると、簡単にシャッターは切れません。
撮りたいと心が思うものを、どうやって撮るか考えるようになるんです。
カメラにも被写体にも、より向き合う心が生まれる。そうすることで、一枚がより大切なものになってきます。
とはいえわたしは、楽しい時間を何も考えず切り取ることも大好きだったりします♩
出来上がりを待つワクワク感
カメラ:Nikon New FM2/フィルム:kodak ultramax400
撮り終えたら、フィルムを巻いて取り出して、写真屋さんに現像をお願いします。(自分で現像される方もいますよ!)
こちらは実際にはフィルムを装填している写真です。
プリントやデータをお願いする場合は、お店によって明るさ、色味などを調整してもらえます。
明るめにしようかな。アンダーでしっとりがいいかな。そんなことを考えている時間も楽しいです。
仕上がりには、1日〜1週間程度かかります。
待っている間がもう、ドキドキ、ワワクワクなんです。
そして受け取ったプリントに一喜一憂してしまう。
思うように撮れた写真。思いもしなかった写真。失敗してしまった写真…。
でもね、失敗写真だって捨てられないんです。どれも大事に撮った一枚だから。
写真をプリントで見るということ、フィルムならではの風合い
カメラ:Rolleiflex SL66/フィルム:kodak portra160
特に、プリントされた写真を見る時間は格別です。
データでは読み取りきれない表現も、プリントにはしっかりと息づいています。
何より、手間暇かけて形になった写真、それを手に取って見ることで、何倍にも感動が増し、記憶に残るんです。
プリントって、いいものですよ。
そして、フィルムならではの風合い。
フィルムにはそれぞれ特徴があります。彩度の高いフィルム、青みがかった軟調のフィルム、なめらかで美しい肌色を表現してくれるフィルムなど、種類は様々です。
そして、デジタルのノイズとは違う、フィルムならではの「粒子感」。これが味になることもあります。
これらを味わえるのも、フィルムの醍醐味です。
フィルム写真のぬくもり
カメラ:Rolleiflex SL66/フィルム:kodak portra160
時間も手間も、お金もかかるし、うまく撮れているかなんてわからない
だからこそ、
カメラと向き合い、被写体と向き合い、大切に撮ろうと思うし
何気ない日常の一瞬一瞬が、一枚一枚が宝物になる…。
手書きの手紙のような。
手仕事のあたたかさのような。
フィルムには、そんなぬくもりがあるように思います。
カメラ:contax aria/フィルム:kodak ultramax400
http://instagram.com/yu_film
みんなの声を紹介します!

フィルムのどんなところが好き?
みんなの声を集めてみました。
・ワクワク、ドキドキ
・数週間後の自分へのご褒美
・タイムカプセル
・1枚1枚に気持ちがこもる
・失敗も愛せる
・粒子感が好き
・フィルムとレンズの組み合わせで画がガラッと変わる面白さ
・プリントをアルバムに入れるのが好き
・プリントを人にあげると必ず喜ばれる
・写真を人にあげる喜び、もらう喜び、飾る喜び
・写ルンですが1つあると家族が変わる
「写ルンですは人を救う」とまで言う人も…
もうふざけてるんでしょって思うでしょうけど、これがどうして、なかなか本気なんです笑。

http://instagram.com/rumhee
フィルム、興味をもっていただけたでしょうか♩
難しそう?敷居が高い?絶対にそんなことはありません。
フィルムカメラは、とてもシンプルなんです。
次回は、「vol.3〜色んなフィルムを楽しもう♩」というタイトルでお届けします。
良かったら、また読んでやってくださいね。
それではまた。