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3泊4日で巡る四国カメラ旅! 〜徳島編〜

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四国周遊旅2日目、2県目は徳島県。徳島と言えば阿波踊りや鳴門の渦潮が有名で、関西圏からのアクセスも良いためドライブや日帰り旅行で訪れる方も多いのではないでしょうか?
しかし、今回は大自然に囲まれ、岐阜県白川郷、宮崎県椎葉村に並び日本三大秘境に数えられる徳島県三好市祖谷(いや)に行ってきたので、是非皆さんにご紹介したいと思います。

▼前回の旅の様子はコチラ!
〜香川編〜
https://www.camera-girls.net/looking/tabirepo/shikoku/

日本三大秘境、祖谷

祖谷は四国山脈の山々の間を吉野川の支流が流れる、大きな峡谷です。深い森に響き渡る川の流れる音。ラフティングやカヌーなどのレジャーも盛んな一方、日本の原風景との言える景色を今に伝え、日々の喧騒など忘れ去り、ただただ自然の一部に溶け込むことができる。そんな秘境です。
平安時代末期、源平合戦の屋島の戦いに敗れた平氏の残党が、追手から逃れこの祖谷の地で過ごした。と言う伝承が存在する平家ゆかりの地でもあります。

秘境の郷土料理、祖谷そば

深い山々に囲まれた祖谷の生活では、古くから稲の栽培が難しく、代わりに蕎麦の栽培が盛んに行われていました。そのため、当然郷土料理はお蕎麦であり、祖谷地方では様々なお店で提供されています。ここのお蕎麦は、太く、平たい麺で、つなぎをほとんど使用していないため、切れやすいのが特徴です。少し粗めの表面にだし汁が良く絡まり、柔らかく、優しい風味がとっても美味しいお蕎麦なので、訪れた際はぜひ食べてみて下さい!

スリル満点! かずら橋

祖谷といえば、かずら橋! と言うほど有名なのが、この橋です。重さ約6トンのシナクチカズラで作られたもので全長45メートルあります。昔は生活するための通行手段に使われていた橋だそうで、今も渡ることができます。
しかしこのかずら橋、とにかく不安定(笑)。遠くから見ると、ほいほい渡れるように思われるのですが、一歩踏み出すと動けなくなる人も出るほどスリル満点です。

足場となる部分は、女性であれば自分の足のサイズと同じ幅の隙間があり、踏み外すと…などと考えると、橋につかまりながら恐る恐る進まざるを得ません。しかも、その掴んでいる橋の側面自体がグラグラするので、何を信じて渡ればよいのやら…という不安が頭をよぎります。
そして、極め付けに、この橋は一人ずつ渡るわけではないので、誰かがふざけてジャンプしたり駆け出したりすると、もうしばらくその場で揺れが収まるのを待つしかありません(笑)

私自身、何回も渡ったことがあるのですが、45メートル通過するのに10分近くかかってしまいました。高所恐怖症の人や、バランス感覚に自信のない人は渡ることをおすすめしませんが、スリルを味わいたい人や、興味がある人は時間をかければ渡りきることができますので、是非チャレンジしてみてください! 渡りきった時の爽快感と達成感は言葉では言い表せないほどです!

秘境の中の秘境、奥祖谷の二重かずら橋

かずら橋から1時間ほどさらに車で移動したところに、奥祖谷の二重かずら橋という所があります。ここにはかずら橋と同じ材料で作られた橋が2つ(男橋・女橋)と野猿と言われる人力のロープウェイがあります。
一般的に有名なかずら橋より少し低めに、しっかり作られているので、こちらの方が渡りやすく感じられると思います。
ただ、森の深さや川の清流感が桁違いで、本当に人が住んでいたの?! と思ってしまう程の、まさに秘境の中の秘境です。夏は青々としたの森の中を、秋は紅葉の中を、ちょっとした冒険のような感覚で楽しめます。

こちらが、もう一つの人力ロープウェイの野猿。川の上を箱に入って、ロープを手繰り寄せながら渡って行くという、なんとも原始的な乗り物です。自分で手繰り寄せながらの移動になるので、結構疲れますが、全国探してもこんな貴重な乗り物に乗れる機会はないので、是非かずら橋まで訪れた際は、奥祖谷の方まで足を伸ばしてみてください。

先人たちの痕跡に思いを馳せながら

奥祖谷に行く途中にある、落合集落。高低差は390メートルにも及ぶ山の斜面にある集落で、今でも生活する人々がいます。江戸時代中期〜後期に建てられた古民家が点在しており、そこに宿泊したりすることもできます。
築100年の茅葺き屋根の家をリノベーションしたものを1棟借りられるプランから、住民の方のおうちに泊まらせていただき、祖谷の山奥の暮らしを体験できるものなど様々なプランが用意されており、近年国内外から古きよき日本の文化を学び取れる貴重な場所として注目を浴びています。

徳島県、いかがでしたか? 美しい大自然のなかで、江戸時代から脈々と受け継がれる伝統、先人たちの知恵に触れることのできる秘境、祖谷。近年、世界中で言われているサステナブル(持続可能な)社会とはなんなのか。その解決の糸口を求めて多くの人が訪れる場所でもあります。
たくさんの物にあふれた日々の生活に辟易しているみなさんは、是非1度は訪れ、自身の心や生活に癒しを足す手がかりを探していただければな。と思っております。

編集/カメラガールズ Editors yukiko(Instagram

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