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オトナ写真部「カメル」

SPOT
2020.02.12

【海外】魅惑の国モロッコへ、カメラ旅<前編>

カメラを持って旅を始めたときから、ずっとずっと夢だったヨーロッパ縦断の旅をしたchiiiiiです。ギリシャのサントリーニ島を出発し、この旅最後の国、モロッコへ向かいます。今回は、一筋縄ではいかない魅惑の国、モロッコをご紹介します。

1日目 21:10 カサブランカ空港に到着

到着時間が21時過ぎと遅かったため、空港から送迎バスが出ているアトラスエアポートホテルでまずは1泊。空港を出て、ホテルのバス乗り場までの間「タクシーに乗らないかい?」とタクシーの客引きさんが本当に多くて。こんなに客引きが多い国は初めてで、最初からビビりまくり。女の子だけで行くときは、なるべく明るいうちに到着することをおすすめします!

いきなりですが、2日目です。

モロッコは滞在日数が少なく、公共交通機関での移動が難しそうだったため、移動とホテル手配のみのツアーをお願いしました。観光地のホテルまで送っていただき、「じゃぁ、明日は〇時にここ集合ねー」という感じで、あとは自由に観光出来ます。運転手さんはきっちり時間を守ってくれる、日本人大好きなモロッコ人のおじ様でした。

写真はカサブランカを出て、車を少し走らせた場所。すでに、ヨーロッパとは全然違う雰囲気。旅してる! って感じでわくわくしてました。

ツアー初日に連れて行ってくれた場所はここ、青の世界シャウエン。ここは、シャウエンの街を見渡せる高台です。モロッコの中でも2番目に楽しみにしてた場所。

そして1日目のホテル。全てツアー会社が手配してくれたので、ホテルの名前が分からなくて、申し訳ないです。ホテルの中も、ほぼ青色。でも、サントリーニ島の青とは違う、アラビアンな雰囲気が漂っています。少し休憩して、さっそくシャウエンの街歩きスタートです。

一歩街に足を踏み入れると、そこは青の世界。町を全て青く塗るのは、神聖な色として使っているとか、蚊などの虫よけ意味があるとか、涼しげに見えるからとか、所説あるようです。

上の写真はシャウエンの陶器屋さん。カラフルでかわいい食器や照明が沢山あります。
シャウエンの街は、基本的に日中お店が開いていて、カラフルなカーペットやお土産屋さんがたくさんあります。ショッピングにはいいですが、純粋に青い世界を撮るなら、断然朝イチがおすすめです! 

シャウエンの中は、どこを歩いてもフォトジェニック。ただ、街中はWi-Fiが繋がりにくい場所もあって、頼りにしていたグーグルマップが作動せず、ホテルに帰る際に迷子に! 結局ホテルまで15分の道のりを1時間ぐらい歩いて帰りました。この上手く行かない感じ、旅してる感半端ない! 

3日目 迷宮都市フェズで迷宮入り

午前中は、お店が開く前にシャウエンで撮影。12時に運転手さんがホテルにお迎えに来てくれて、いざ迷宮都市フェズへ向かいます。

何もないところに突然現れるお店に、運転手さんの休憩がてら立ち寄ります。

ザクロのフレッシュジュースを振舞ってくれました。初めてのザクロの実。そのまま食べるとあんまり味はしませんが、ほのかに甘いです。ジュースの見た目は…ただ、味はやっぱりほのかに甘い(好みは分かれそうな味ですが(笑))。こういう初めての体験も旅の楽しいところ♪ 

夕方、フェズのリヤド(古くなった邸宅をリノベーションした宿泊施設)に到着です。モロッコのリヤドすごくセンスが良くて、女子にはたまりません(笑)リヤドの中で撮影会が出来そう! 

お風呂のタイルまで素敵です。
少しだけ休憩して、迷宮都市フェズの中心街へ向かいます! 

旧市街フェズの入り口、ブー・ジュルード門。中に入るとたくさんのお店が並んでいます。
相場的にもハブーシュや陶器はフェズで買うのがおすすめだそう。私たちも翌日の砂漠に備え、スカーフを購入。

そして…ここからが地獄でした。フェズもグーグルマップが使えない場所があって、迷宮都市フェズでまさかの本当に迷宮入り。前日に続き、ホテルに戻るまで1時間以上。
ホテルのスタッフからは「フェズの中では、子供でも男性でも声を掛けられても目を合わせないでね。そして何も答えないで。」と忠告されていたのですが、すごくしつこく声をかけてくる若いお兄さんがいて。「どこいくの?迷っているの?僕たち友達だから。連れて行ってあげるよ。どこのホテル?」とずっと付いてくるのです。やっとの思いで振り切って、ようやくホテルに到着。初めてこの旅で、来たことを後悔し始めた3日目でした。

いかかでしたか? 
まだここまでだとモロッコの良さを紹介しきれていないのですが…(笑)長くなったので後編にモロッコの魅力を盛り込みたいと思います!

編集/カメラガールズEditors chiiiii ( Instagram )

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