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【埼玉】NikonD750で撮る、関東最大の彼岸花の群生地『巾着田』

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もうすぐ秋ですね。秋といえば、食欲の秋、運動の秋、読書の秋・・・暑さも和らぎ、写真撮影に出掛けたくなる季節です! 私は毎年、秋になると彼岸花の撮影に出掛けます。真紅で華やかな彼岸花はそれだけで絵になる被写体です。昨年訪れた関東最大級の彼岸花の群生地『巾着田』の彼岸花と、彼岸花の撮影方法を紹介したいと思います。

『巾着田』は都心から近い、埼玉県日高市の高麗川ほとりに500万本の彼岸花(曼珠沙華)が群生する関東屈指の彼岸花の名所。西武池袋線の高麗駅から歩いて行けるため、アクセスが便利で、9月〜10月の曼珠沙華祭りの期間は、多くの人で賑わいます。残念ながら、コロナウイルスの影響で、今年の曼珠沙華祭りは中止になってしまいましたが、彼岸花撮影の参考に読んでいただけると嬉しいです。ちなみにカメラは、Nikonのフルサイズ一眼レフ『D750』を使用しました。色飽和が少なく、赤色の細部をとらえ繊細な表現ができるお気に入りのカメラです。

● この撮影に持って行った機材
カメラ
・NikonD750
レンズ
・AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
● アクセス方法
・西武池袋線高麗(こま)駅下車徒歩約15分
・JR高麗川駅から国際興業バス、高麗駅経由飯能駅行に乗り「巾着田」下車徒歩約3分
・西武池袋線飯能駅から国際興業バス、高麗川駅行・埼玉医大国際医療センター行に乗り「巾着田」下車徒歩約3分

光を探す

『巾着田』に到着して、目の前に広がる彼岸花の赤い絨毯に圧倒されました。一面に広がる彼岸花のスケールを伝えるために、広角レンズ(24mm)を用いて、ハイアングルで撮った一枚です。夕方の時間帯だったため、木立の隙間から差し込む西日をアクセントに入れて撮影しました。彼岸花の赤色と差し込む光を強調するために、あえて露出をアンダーにして、暗めに撮影しています。私は、赤い花の写真は暗めが好きなので、露出をアンダーにするか、撮影後のレタッチで黒レベルをマイナスにするようにしています。

こちらも露出アンダーで、スポットライトとなる光を入れて撮影。『巾着田』のような木々に囲まれた場所にある群生地には明暗差があり、場所によって明るさや光の入り方が様々なので、着いてすぐに撮影するのではなく、光がちょうどよく差し込んでいる場所を探すようにしています。
この写真と先ほどの写真との違いは、花と同じ目線のアングルで、ズームレンズの望遠120mmを用いて撮影している点です。望遠レンズの圧縮効果と足元の余計な余白(土や草)を切り取ることで、密集している感じを強調することができます。

主役を見つける

こちらも、先ほどの写真と同様に、花の目線(ややローアングル)かつ望遠で撮影しています。花と同じ目線にしゃがむと、他より伸びている彼岸花を見つけたので、その花が主役になるようにピントを合わせ、前後をぼかして主役を際立てました。花を撮るポイントは、主役となる「一番目立つ綺麗な花」を探して撮ることです!

こちらは、綺麗な一輪の花を真上から撮影しました。上から撮ると全く違う雰囲気になりますね! 真っ赤で丸い形の彼岸花が日の丸に見えたので、主体の花を写真の中心に配置する『日の丸構図』で撮りました。背景が明るいのが少し残念ですが、背景と色や明るさのギャップをつけるとより良い写真になったかな〜と思います。お家で一輪ざしの彼岸花を撮るときは、黒や白の画用紙や布などを背景に使うとカッコイイ写真になること間違いなしです!

ふんわりした雰囲気に

続いて、可愛い雰囲気の写真に挑戦してみました。露出を明るくして、逆光でふんわり撮ること、前ぼけや玉ぼけを入れることを意識して撮影すると、こんなにも雰囲気が変わります。カメラのF値を小さくして、望遠で撮るとぼけが作りやすくなります。また主役となる花と前後の花に距離があるほど前後をぼかすことができます。

彼岸花は花弁や長いシベが特徴的なので、花の一部を切り取っても絵になります。このような写真を撮る際には、被写体の近くに寄って、細部を写せるマクロレンズがあると便利です!

彼岸花を副題に

最後に、彼岸花を副題にして撮影です。彼岸花ばかりの撮影だったのでそろそろ違うものも撮りたいな〜と思い、目についた緑のもみじを真っ赤な彼岸花を背景にパシャリ。彼岸花が終わったら、次は紅葉の季節。もみじを主題にして季節のバトンタッチをテーマに撮りました。

帰り道で出会った猫と彼岸花をパシャリ。このように、彼岸花を写し込むと、いつ、どこで出会った猫か思い出すことができますね。彼岸花と猫の両方が写る位置を探して撮影しました。

彼岸花撮影テクニックまとめ

①露出アンダーで「赤」を際立たせる
②ポイントとなる光(スポットライト)を入れる
③広角レンズで群生の広がり、望遠レンズで群生の密度を表現
④主役になる花を見つける(他より伸びて綺麗な花)、前後のぼけで主役を強調
⑤アングルを使い分ける(ハイアングル、お花と同じ目線、ローアングル、真上からの俯瞰など)
⑥花の一部をクローズアップして撮る
⑦彼岸花を副題に撮る(赤い差し色がアクセントになります!)

以上、『巾着田』の風景と彼岸花の撮影方法の紹介でした。
撮影テクニックは彼岸花以外のお花にも使えるので、ぜひ試してみてくださいね!

編集 / カメラガールズEditors かくた (Instagram

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