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女性限定
オトナ写真部「カメル」

STORY
2015.08.19

ピントの合わせ方

カメラの基本中の基本、ピントあわせ。これは写真を撮る上で、最も重要なポイントです。操作はとっても簡単なのですが、あとあと写真を見返してみると「全然違うところにピントが合っていた!」ということはよくあること。写真の腕を上達させるためには、まずはピントあわせです!

ピントが合っている写真と合っていない写真はコチラです。

▼ピンぼけ写真

ピンぼけ写真

ピントが合っていないと何が写っているかわからないし、見ている側にも伝わりません。

▼ピントがあっている写真

ピントがあっている写真

ピントが合っていれば何を撮影したかったのかがよく伝わります。

AFとMFって?

AF(オートフォーカス)は自動でピントを合わせる、MF(マニュアルフォーカス)は手動でピントを合わせるという意味です。このAFとMFを切り替えるボタンはレンズやボディによって位置や形は違いますが、『AF/ MF』と表記されている場所を探してみて下さい。 このボタンをAF(オートフォーカス)のほうに切り替えてください。

ピントを合わせる位置を決めよう

AFフレーム

カメラのファインダーを覗くと、このような小さい四角形がいくつか並んでいると思います。 これをAFフレームと言って、この四角形の中からひとつを選択します。 Canon Kissではこのボタンを押すとフレームが選択できます。カメラによって設定方法は異なりますので設定をご確認下さい。

そして、選択したフレームに被写体が重なるようにカメラを構えます。 画像の場合は中央のフレームを選択した状態での撮影です。 ファインダーを覗いて、さきほど選択したフレーム(赤く点灯)に被写体が重なるようにカメラを構えます。 被写体がフレームの上にきたら、シャッターを半押しします。すると、レンズが自動でピントを合わせてくれます。 『ピピッ!』と音が鳴ったら、ピントが合った合図です。

ピントが合わないのはなぜ?

半押ししてもピント合焦の音がならなかったり、ピントが合わない方は次ような可能性があります。

・各レンズに定められている最短撮影距離よりも近づいて撮影してしまっている。
【対策】レンズによって被写体に近づける距離が違います。被写体にピントを合わせることができる最短の撮影距離を、「最短撮影距離」といいます。この場合、被写体から少し離れて撮影してみてください。

・黒一色や、コントラストの低いものを写している。
【対策】被写体のコントラストがはっきりしている部分(境目)にピントを狙ってみてください。 そして、『ピピッ!』と音が鳴ったら、シャッターを深く押し込んでください。


AFロックを使ってみよう

AFロック(フォーカスロック)とは、「ピントを合わせた状態をキープする」機能のことです。

やり方は、まず通常通り選択したAFフレームの上に被写体を合わせます。シャッターを半押してピントが合ったらそのまま手を離さず、半押しした状態をキープします。半押しにしたまま、カメラを左右に動かして構図を動かします。そして、構図が決まったら半押し状態のシャッターを深く押し込み撮影します。
この時、構図を前後に動かすとピントがずれてしまいますので注意して下さい。

このようにAFロックを使えば、自由に構図が決められます!

ピントってどこに合わせればいいの?

人や生き物を撮影するときには、【目】にあわせます。わざとはずす技もありますが、目にあわせるのは基本のテクニックです。ぜひポートレートや動物を撮影する際には、目にピントを合わせてからシャッターを押して見てください。

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