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オトナ写真部「カメル」

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知らないと損!? 長崎・大村市を楽しみ尽くす「1日の過ごし方」

3月に、長崎の大村市をめぐる旅に行ってきました! 大村といえば長崎空港があったり、西九州新幹線が走っているJR新大村駅があったりと、長崎の中でもアクセスの良さは抜群。観光も見所がたくさん多く、特に「お花が綺麗に咲くスポットが多い」ことで有名で、3月から4月にかけてはサクラ・ヤマザクラ、菜の花、4月から5月にかけてはフジや花菖蒲など、それ以外の季節にもアジサイや彼岸花、コスモスなど四季折々のお花が楽しめます。さらに美しい海もあって…まさにカメラが好きな人的にはめちゃ魅力的な地域なんです。
カメラ片手にお花スポットを巡るもよしですが、せっかく大村市に遊びにきたのならあの場所を楽しまなきゃ、絶対に損…!
今回はそんなイチオシの “大村市の遊び方” を体験してもらうために、27人のカメラガールズに集まっていただき日帰りバスツアーを開催しました! 当日の様子も交えながら、この記事を読んだ方が同じ楽しみ方ができるように詳細をレポートいたします!

 

まずは定番スポットを観光!

FUJIFILM X-T100 / 35mm


◇ 撮影スポット
大村夢ファーム シュシュ
WEBサイトGoogle map
 アクセス
JR新大村駅から車で約10分
◇ 撮影ポイント
かわいいパフェやアイスなどもあり。撮影するときはグリーンを背景にすると可愛いです◎


大村市に来たら、まずは定番の観光スポットを巡りましょう!
観光スポット巡りにはマイカーやレンタカーがあると便利ですが、今回ご紹介するスポットはすべて長崎空港や新大村駅からほど近い場所にギュッとまとまっているので、タクシーでも全然巡れちゃいます。(だいたいスポットごとの移動時間は約10分程度)免許がない方でも観光できるのは嬉しいですよね。タクシー会社さんに電話をするとすぐに配車してくれます。
今回のスタートは新大村駅、そこから最初に訪れたのは「おおむら夢ファーム シュシュ」。この施設では、いちご狩り体験や手作りウィンナー教室、季節の大福教室など、季節に応じたたくさんの体験が楽しめて、さらにパンやフルーツを使ったスイーツ、アイスなど美味しいものがいっぱい。施設内にはレストランもあって、そこのテラスからは大村湾が一望できる最高の絶景が望めます。今回私たちはいちご狩り体験を楽しみました〜!

SONY α7 III / 150 mm

SONY α7 III / 150 mm

Canon EOS KISS M / 23mm

Canon EOS RP / 105 mm

 

続いては、ガラスの砂浜へ!


FUJIFILM X-S10 / 300 mm


◇ 撮影スポット
ガラスの砂浜
WEBサイト / Google map
 アクセス
JR新大村駅から車で約10分
◇ 撮影ポイント
ストールなど、透明感ある布があるとポートレート撮影がグッと素敵になりますよ!


空港から橋を渡ってすぐの場所にあるガラスの砂浜は、インスタ映えスポットとしても有名で、この日も若いかたがたくさん訪れていました! このビーチの砂浜は廃ガラスを活用した再生砂で作られていて、すごくキラキラと輝いて綺麗なんです。ガラスの角は丸く削られているので触っても痛くありません。(ですが念の為、裸足ではなく靴を履いて楽しまれてくださいとのこと)
海もすごく穏やかで綺麗! 波もないので安心して撮影を楽しめました。ここで皆がハマっていたのは、ポートレート(人物)の撮影! オーロラ色のストールを持って行ったのですが、これが大活躍でした!

SONY α7 III / 48mm

SONY α7 III / 55mm

FUJIFILM GFX 50R / 80mm

FUJIFILM  X-T100 / 35mm

 

赤い鳥居と、花咲く公園。

Canon EOS RP / 24 mm


◇ 撮影スポット
大村公園
WEBサイト / Google map
 アクセス
JR新大村駅から車で約13分
◇ 撮影ポイント
赤い鳥居や神社は少し暗めに撮影すると、神聖な雰囲気が伝わります◎


まだ時刻は午前中! 続いては大村公園へ。ここは桜や花菖蒲など、四季折々の花が楽しめる庭園として大人気のスポット! 特に桜が咲くこの季節は特に美しい景観が見られます。また、敷地内には玖島稲荷神社(くしまいなりじんじゃ)という神社があり、そこもフォトスポットとして◎ この日は3月上旬で桜はまだほんの少ししか咲いていなかったので、玖島稲荷神社や鳥居を撮影して楽しみました。

Canon EOS RP / 24mm

FUJIFILM X-S10 / 69mm

 

「楽しまなきゃ絶対に損!」あの場所とは…

FUJIFILM GFX 50R / 80mm

そしていよいよ、大村観光が最高に面白くなるスポットへ到着です!
……ここ、どだかわかりますか??
ここは、ボートレース大村というボートレース会場です。「ボートレースか〜」と思って画面を閉じようとしたあなた、ちょっと待って!!(笑)
ボートレースに行ったことがない方に「ボートレースってどんなイメージ?」と聞くと、大体が「ギャンブル……?おじさん…..?」と回答いただくことが多いのですが(笑) ここボートレース大村に来れば、間違いなくイメージが覆されるはず。なにより施設がとても綺麗で、快適! お子様連れのご家族や、デートで来られている方もたくさん見かけました。ふらりと撮影に来るだけでも面白いし、ルールや見方、遊び方を知るとさらに面白い! 実際に今回訪れた27名のカメラガールズたちも、ほとんどの方がボートレース初来場、そして皆さん「ボートレース、イメージと違ってすごく楽しかった!」と大好評のお声をいただきました。

SONY α7SⅢ/ SONY FE 24-70mm F2.8 GM

まずお伝えしたいのが施設の充実度について。ボートレース大村は全国24場あるボートレース場の中でも、施設が綺麗で充実していることで有名なんです。
建物内は白を基調とした開放感や清潔感のあるデザインで、初めて来る方でも安心して過ごすことができます。東入場門を入ってすぐ左側にはボートレース「発祥の地記念館」もありました! 実はここ大村はボートレースの発祥の地で、全国で初めてボートレース場ができた場所なんですよ〜!

SONY α7SⅢ/ SONY FE 24-70mm F2.8 GM

SONY α7SⅢ/ SONY FE 24-70mm F2.8 GM

SONY α7SⅢ/ Sony FE 24-70mm F2.8 GM

上の写真はフードコートの様子! カメラガールズたちも、お昼はここでいただきました。フードコートにはたくさんのお店があって、佐世保バーガーや長崎ちゃんぽんなどのご当地グルメから、ローストビーフ丼やカレー、うどんなど定番のメニューまで種類豊富に揃っています。そしてどれもが、めちゃくちゃ美味しい! 特にガールズたちに人気だったのは佐世保バーガー。大きくてボリュームがあって、味も最高に美味! ぜひここでランチを楽しんでみてください。ランチ目的で来られる方も結構いらっしゃるんだとか!

FUJIFILM GFX 50R / 80mm

隣接しているコミュニティパーク「 Gruun(グルーン)おおむら」も、実はボートレース大村が運営しているんですよ。ボルダリングやスケートボード、芝生に遊具など体を使って遊べるコンテンツが盛りだくさん。利用料はなんと、無料です! レースが始まるまでの間は、ここで遊ぶのもありですね! 特にお子様づれの方には、間違いなくオススメです。

 

ボートレースは、撮影が超面白い!

NIKON Z 5 / NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

ボートレース大村は「ナイター」と言って、夜の時間メインでレースが開催される場。施設への入場は12時など早い時間から可能ですが、レース自体は15時前後などから20時30分ごろまで開催されています。(※開門時間や、レース開始時間は日によって若干前後しますので、ボートレース大村公式ホームページの開催スケジュールをご覧ください。)なので午前中に観光をして、お昼過ぎからボートレース大村へGO! ランチを楽しみ、その後にレース観戦をするというのがオススメのスケジュールです。そしていよいよ、レース開始!

FUJIFILM X-T100 / FUJIFILM XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

FUJIFILM X-T100 / FUJIFILM XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

FUJIFILM X-T100 / FUJIFILM XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

SONY α7Ⅲ / TAMRON E 150-500mm F5-6.7 A057

SONY α7Ⅲ / TAMRON E 150-500mm F5-6.7 A057

FUJIFILM X-T100 / FUJIFILM XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

FUJIFILM X-T100 / FUJIFILM XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

FUJIFILM X-S10 / TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 DiIII-A VC VXD B061X

ご覧ください、この迫力ある写真を…! ターンする時の水しぶき、キラキラした水面、選手が懸命に走る姿…。6つのボートで競い合う、白熱したレース風景は間近で見ると本当に大迫力で、どこを撮っても最高に面白い!! そしてどう撮影しようかとか、どういう設定にしたらいいかなとか、結構悩むんです。だから撮影スキルもグッと上がるんです。スピードがある競技だから、スローシャッター(1/100秒〜1/60秒)にしたり「流し撮り」といって、スローシャッターで選手の動きに合わせてカメラをスライドしながら連写する方法も楽しめます。

▼スローシャッターの写真

Canon EOS R6 / Canon RF24-105mm F4-7.1 IS STM

▼流し撮りの写真

Canon EOS R6 / Canon RF24-105mm F4-7.1 IS STM

特に望遠レンズ(200-300mm程度)があると表現の幅が広がります! この面白さにハマる人続出で、カメラガールズメンバーにはすでにボートレースファンが結構いるんですよ…!!!
場によって水面の色はちょっと違います。ボートレース大村は海水を利用した水面で、青色がすご〜く綺麗なのがいいところ。よく見ると魚が泳いでいたりして(驚)、水の綺麗さがわかります。上の写真は日没前に撮影したもので、日没後の撮影写真はこんな感じ!

FUJIFILM GFX 50R / 80mm

日没前の時間も綺麗ですが、日没後は真っ暗な中水面にライトがキラキラと光っていて、これもまた絵になります♡ 「ナイター」が開催されているのは24場中、7場しかないんですよ。
撮影にオススメの場所は ①1Fの屋外 ②3Fのビューイングデッキ ③2Fの一般観覧席 です。レースの迫力を感じながら間近で撮影したい場合は1Fの屋外。上から見下ろすように全体を撮影したい場合は3Fのビューイングデッキ。ゆっくりと座りながら撮影したい場合は2Fの一般観覧席、という感じ! ボートレースは必ず1日に12Rあるので、色々な場所から撮影してみるのも◎

①1Fの屋外 

SONY α7SⅢ / SONY FE 24-70mm F2.8 GM

②3Fのビューイングデッキ

NIKON D5100 / NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II 

③2Fの一般観覧席

NIKON Z 5 / NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

ルールを知って、予想をするとさらに面白い!

Canon EOS Kiss X7 / Canon EF-S55-250mm f/4-5.6 IS STM

さらに、ボートレースはルールや楽しみ方を知って予想をすると、もっともーっと面白い! 今回は初めての方に向けて、レースの見どころとルール、そして予想方法を簡単にご紹介いたします!

<レースのルールと見どころ ①スタート>
ボートレースは6つのボートで着順を競うスポーツ。見どころの1つはスタートです!
他の競技と大きく違って、ボートレースの場合はスタートに明確な合図はありません。それぞれが助走をして、大時計の針が0〜1秒の間にスタートラインを通り抜ける、というスタイル。そしてスタートをバッチリ決められると、着順上位を狙いやすい! だからどの選手も0秒ギリギリでスタートを切りたいところなのですが、これがとっても難しい! 0秒よりも早く通ってしまうとフライングといって、ペナルティが課されます(出場停止になったりと….このペナルティがすごく重いんです!)また、1秒を過ぎてもNG。
まさに”コンマ何秒”の世界で、感覚や経験を頼りに、なるべくジャストを目指してスタートを切るんです。

NIKON Z 5 / NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

↑この写真はスタートの様子。赤と白のフラッグがあるところがスタート前5mのライン。その右隣にある、黒いポールが立っているところがスタートラインです。全舟がいっせいにスタートラインを走り抜けます。

<レースのルールと見どころ ②1マークのターン!>
ボートレースの水面の左端と右端には、赤と白のソフトクリームのような形をした「ターンマーク」というものがあります。特にスタート後、1周1回目のターンマークを回るシーンは、ここで勝負が決まると言っても過言ではない大事なターン。だから激しい攻防が見られるんです!

FUJIFILM X-T100 / XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

↑1周1回目のターンの様子! 水しぶきがすごい!

<レースの楽しみ方・・・ 舟券で予想にチャレンジ!>
ボートレースでは、1レース毎に着順を当てる「舟券」というものを買うことができます。舟券は100円1口から購入ができます。そしてこの予想が、とってもドキドキして大盛り上がり!
せっかくボートレース大村に来たのなら、100円で舟券を購入してゲームセンター感覚で楽しむのがオススメです!

●STEP① マークシートを書く
予想したいレースが何レースか、どんな選手が出るのかは、ボートレース大村の公式サイトや、会場内にある出走表というもので知ることができます。
最初は、カンでもOK! 1着〜3着に来る舟を予想します。
単勝=1位を当てる
2連単・2連複=1位2位を当てる
3連単・3連複=1位2位3位を当てる

連単というのは順位まで当てること、連複というのは順位は関係なく2着以内・または3着以内に入る舟を当てる買い方です。
例えば2連複の場合は、順位関係なく1着2着に入る舟を当てるということになります。
買い方と予想が決まったら、マークシートを書きます。書き方はこのサイトがわかりやすいと思いますので、参考にしてみてください。書き方はとっても簡単です!

●STEP②購入機にお金とマークシートを入れる
マークシートを記入したらレース開始時間までに、購入機にお金とマークシートを入れます。そうすると、白いチケット「舟券」が出てきます。こちらは当たった場合の換金に必要になるので、なくさないでくださいね。
購入記は、お金を先に入れて、マークシートを次に入れます。

●STEP③ ドキドキのレース観戦&払い戻し
いよいよレース開始です! ドキドキのレース観戦を楽しみましょう! 応援していた選手が1着になった時の喜びは、何にも変えられない特別なもの!
本当に楽しいひとときです。
当たったら、購入記に舟券を入れると払い戻しができます。ドキドキするだけでも楽しいのにお金も戻ってくるなんて、最高の遊びですよね。

SONY α7SⅢ / SONY FE 24-70mm F2.8 GM

今回参加した27名のカメラガールズ全員が予想にチャレンジしたのですが、本当にワイワイ盛り上がり、楽しい時間を過ごしました! 参加したメンバーからは「また舟券チャレンジやりたい!」という声も続出するほど! ぜひこれを読んだあなたも、ぜひこのドキドキを体験してみてくださいね!

ちなみにボートレース大村の東入場門では、こんな綺麗なライトアップもされていてとても幻想的…♡ もうここはテーマパークそのものです!
また、ボートレース大村のいいところは、帰りのバスやタクシーが無料で利用できるということ! 特にファンサービスタクシーは、乗り合いで大村駅・諫早駅・新大村駅のいずれかまで無料で送ってくれるんです。*時刻などはこちらのページに記載してあります。なので、もし車ではなく電車やタクシーで来られても帰りは安心です♡ こんなサービスが手厚いのも、ボートレース大村ならではだと思います。ぜひ、楽しみに来てみてください!


◇ 撮影スポット
ボートレース大村
WEBサイト / Google map
 アクセス
JR新大村駅から車で約13分 / 長崎空港から車で


 

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