camell
女性限定
オトナ写真部「カメル」

SPOT

日本一のフォトジェニック、「富士山」を楽しむ写真旅

富士山の麓に数多くある『浅間神社』は富士山そのものを御神体とする「富士山信仰」を起源としています。何社かの浅間神社は世界遺産富士山の構成資産にもなっています。そんな、富士山周辺の旅をする際には欠かせない浅間神社ですが、巡ってみたらとっても「フォトジェニック」なスポットでもありました! そんな心惹かれる風景を、カメラガールズが撮った写真と共にご紹介します。

ご利益がいただけるようきちんとお参りをすませたら、富士山の姿も楽しめちゃう、絶景スポットを巡りましょう! カメラガールズ的「撮影のポイント」もご紹介していますので、ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。


/浅間神社\


全国の浅間神社の総本山はここ!

『富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)』は全国に1,300ほどある浅間神社の総本社で、世界遺産富士山を構成する資産の一つです。しかもパワースポットとしても人気の場所。
知ってましたか? 富士山本宮浅間大社は富士宮市街地にある「本宮」と、富士山頂にある「奥宮」のふたつからなっていて、富士山の8合目以上は現在も奥宮の「境内地」なんです!

もちろんここからも、美しい富士山を見ることができますよ。今回は富士山に笠雲がかかっていました。明日は雨でしょうか…
富士山本宮浅間大社は境内に桜が約500本もある桜の名所なので、次回は桜と富士山のコラボをカメラに収めに来たいです。

メンバーが撮影した写真がこちら!

富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)
GoogleMap / HP

珍しい「縁結びの木」を見ることができる神社

杉の大木に囲まれた荘厳な雰囲気の『冨士浅間神社(ふじせんげんじんじゃ)』は地元で『須走浅間神社(すばしりせんげんじんじゃ)』と呼ばれています。この神社も富士山世界遺産構成資産の一つです。神木・ハルニレの巨木、溶岩に鎮座する狛犬、朱色の楼門などが深い緑の中に見ることができ、落ち着いた雰囲気の神社です。

パワースポットとしても広く知られていて、その中でも「根上がりモミ」と呼ばれる木があり、モミの大木にブナやカシの木がしっかり結びついていて、その様から「浅間縁結びの木」と大切にされています。
木漏れ日がとても綺麗で、流れる時間を忘れそうな空間でした。

メンバーが撮影した写真がこちら!

冨士浅間神社(ふじせんげんじんじゃ)(須走浅間神社:すばしりせんげんじんじゃ)
GoogleMap / HP

ハートの石灯籠を使ってご縁を呼び込む

改修されたばかりで、白木の本殿がとっても美しい『須山浅間神社(すやませんげんじんじゃ)』!
鳥居をくぐると樹齢400年を超える杉の木が18本もある杉の森、その深い森の中にすっと建つ、白木の本殿は本当に美しいです。歴史を感じる古びた本殿もとっても素敵ですが、白木が光に映える姿も貴重ですよね。この須山浅間神社も富士山世界遺産構成資産の一つなんです。境内の杉には毎年5〜6月頃になるとセッコクという蘭が咲くそうです!

こちらで最近人気なのが石段を登った左手にある、ハート型の小窓がある石灯籠。このハートに見える形ですが、実は「猪目(いのめ)」と言って、日本では古くからある文様です。イノシシは火伏(ひぶせ)の神様の使いとも言われ、「火除け」「魔除け」の意味で使われていました。
木花咲耶姫(このはなさくやひめ)は女性の守護や安産、縁結びの神とも言われているため、石灯篭から写真を撮ったらいいことがあるかも?

メンバーが撮影した写真がこちら!

須山浅間神社(すやませんげんじんじゃ)
GoogleMap / Twitter

本殿がなく、御神体の富士山を直接拝む神社

『山宮浅間神社(やまみやせんげんじんじゃ)』は世界遺産富士山の構成資産で富士山本宮浅間大社の起源となる、富士山自身をご神体として祀っています。ここは社殿が存在せず遙拝所(ようはいじょ)から富士山を拝むという、神社として1900年以上の歴史を誇るいにしえの富士山信仰を今に伝える神社です。

昼でもひんやりする杉林、山道にずらっと並ぶ100基を超える石灯籠の姿は背筋をスッとさせますよね。そこを過ぎ、神門をくぐると参道の中央に「鉾立石(ほこたていし)」があります。かつて行われていた「山宮御神幸(やまみやごしんこう)」と言う神事の途中休憩の際に鉾を置いたのがこの鉾立石なのだそう。

メンバーが撮影した写真がこちら!

山宮浅間神社(やまみやせんげんじんじゃ)
GoogleMap / HP

神仏習合の歴史を現在に伝える場所

富士山世界遺産の構成資産である『村山浅間神社(むらやませんげんじん
じゃ)』は、かつて神仏習合の宗教施設として富士山興法寺(ふじさんこうぼうじ)と呼ばれていました。現在も境内には神社の社殿と仏教的要素を持つ大日堂が併せて祀られ、往時の隆盛を偲ばせています。
修験道と関わりが深く、道者が神仏に祈願する前に神仏に祈願する前に水を浴びて身を清め、穢(けが)れを取り除いて心身を清浄にする場所の「水垢離場(みずこりば)」も残っています。

静岡県指定の天然記念物「イチョウの木」や、推定樹齢1000年の静岡県指定の天然記念物「大スギ」もあり、大いなる大地の力を感じられます。
樹齢数百年と言われているミツバツツジが満開となる姿は見事だそうで、4月下旬から5月上旬の見頃となる時期ににまた訪れてみたいです。

メンバーが撮影した写真がこちら!

村山浅間神社(むらやませんげんじんじゃ)
GoogleMap / HP


/富士山南麓オススメスポット\


さあ、富士山のパワーをたくさんもらったら、さっそく「富士山南麓」周辺の旅にでかけましょう!

あなたなら美しい富士山に何を誓う?

富士山に向かって、思わず叫びたくなる雰囲気から『誓いの丘』と名付けられたという、富士山眺望日本一を誇るこの地。ここに設置されている誓いのモニュメントに鍵をかけ、『誓いの鐘』を鳴らすと幸せが訪れると言われています。
そこに新国立競技場を設計した隈研吾建築都市設計事務所による『番傘屋根東屋』ができ、さらなるホットスポットになっています。番傘屋根東屋は富士山をイメージした白い傘が乗った東屋で、2つの東屋が寄り添うように公園の中央に設置されています。

誓いの丘公園は夕焼けや夜景も綺麗に見えるそうで、富士山の南側が赤く色づいていき浮かび上がるシルエットが美しいとか。周辺には街灯がないため、空を見上げれば満天の星も楽しめるそうです。

メンバーが撮影した写真がこちら!

誓いの丘
GoogleMap / HP

明治時代の真っ白な洋館のある公園

『豊門公園(ほうもんこうえん)』は、近代化の礎を築いた富士紡績が1926年に整備したのが始まり。公園内にある、東京・向島から移築した「豊門会館」や「西洋館」「噴水泉」「和田君遺悳碑」「正門」の五つが国登録文化財に登録されているという、すごい公園!

和風の豊門会館前には松や楓の日本式庭園、西洋館前には薔薇を配した大きな洋式庭園があり、一つの公園内にこのような和洋の庭園があるのは、全国的にもとても珍しいそうです。
この日はとっても天気がよく、白い建物と青い空がとっても綺麗に撮れました!

メンバーが撮影した写真がこちら!

豊門公園(ほうもんこうえん)
GoogleMap / HP

富士山麓の恵みのプリンを絶景とともにいただく

富士山麓の朝霧高原にある、まかいの牧場のノンホモ牛乳を使用した美味しいプリンが食べられる『fuji御殿場プリン フジノデリス』。
ノンホモ牛乳でプリンを作ることで表面にクリームの層ができ、真ん中へ行くにつれ、だんだんと味が変わっていきます。最後に底にあるカラメルソースと一緒に食べると、3回味変を楽しめるという美味しいプリンです。季節限定も含めて5~6種類販売しています。

いろんなプリンに目移りしながら、定番のfuji御殿場プリンをテイクアウトして、富士山を眺めながらいただきました!

メンバーが撮影した写真がこちら!

fuji御殿場プリン フジノデリス
GoogleMap / HP

御殿場を丸ごと知ることができる施設

『富士山樹空の森』は富士山の情報発信、自衛隊との交流、地域活性と言った3つの役割を持つ、御殿場市がまるごと詰まった公園です。なんで自衛隊?! と思うかもしれませんが、この近くには自衛隊東富士演習場があり、御殿場では自衛隊が身近な存在となっているそうです。

広い公園の中にはビジターセンターがあり、そこには壮大な富士山が目の前に見える展望テラスがあり春夏秋冬、様々な顔を見せてくれます。館内にはジオラマに映し出す映像や、雲の流れや刻々と変化する自然の表情をCG映像を使いリアルに再現した迫力満点の天空シアターなどがあります。また、御殿場の農産物や地場産品が並ぶ地域交流スペースもある、御殿場を丸ごと体験できる施設になっています。
ここだけで一日遊べそうな、とっても広くて楽しい場所でした。

メンバーが撮影した写真がこちら!

富士山樹空の森
GoogleMap / HP

市街地にもほど近い公園の中にある5つの滝

『五竜の滝』は裾野市中央公園の中にあります。滝と言えば、山の中までかなり歩いていかないと見られないイメージ。それがここ、五竜の滝は住宅街にもほど近い公園の中にあるので、アクセスが簡単!

『五竜のかけはし』を渡って、対岸へ。この滝は静岡県の天然記念物に指定されていて、5つのうち黄瀬川の本流にかかる3つを雄滝、支流にかかる2つを雌滝と呼び、向かって左から『雪解』『富士見』『月見』『銚子』『狭衣(さごろも)』という名前がついています。この5つの滝を、吊り橋 五竜のかけはしからも眺めることができます。
公園の中ということで、お年寄りから小さな子どもまで遊べる場所というのが魅力的ですね。

メンバーが撮影した写真がこちら!

五竜の滝
GoogleMap / HP

御殿場イチの大型リゾート施設

富士山のお膝元で、温泉・地ビール・グルメ・アクティビティ・ドッグランやグランピング施設など、家族全員で一日中楽しめるのが、『御殿場高原 時之栖(ときのすみか)』。
その中で、今回訪れたのは『時之栖 美術館・水中楽園アクアリウム』。こちらは日本最大級の金魚水族館で、その数は約200種4,500匹! 4つの部屋に分かれていて、それぞれ違う演出で金魚が展示されています。なんとここでは金魚を見るだけではなく、金魚すくいの体験(体験)もできちゃいます。
※金魚をすくっても家で飼えない場合は、スーパーボールと交換してくれます
「時之栖といえば!」なイルミネーションも有名ですね、もちろん体験してきましたよ! 寒い季節ほど、空気が澄んで綺麗に見えるイルミネーション、旅先だということも相まってさらに美しく感じました。開催期間は例年10月下旬~3月中旬頃、この時期は華やかな光で園内が彩られます。そして時之栖のイルミネーションで外せないのが、王宮の丘で行われる「噴水ショー」! 噴水の水しぶきとカラフルな光が合わさったパフォーマンスは、圧巻です。
※噴水ショーがある「王宮の丘」への入場は大人1,000円、小学生200円

メンバーが撮影した写真がこちら!

御殿場高原 時之栖(ときのすみか)
GoogleMap / HP

浮世絵のような、松林越しの富士山を見たいなら

『ふじのくに田子の浦みなと公園』は、田子の浦港の整備工事で出た土砂を利用して整備された公園です。松林越しに富士山の全景を見ることができる絶景スポット。

不思議な形の『富士山ドラゴンタワー』からは360度の展望が開け、富士山だけでなく、駿河湾の様子も見ることができます。夜は、製紙工場を中心とした工場夜景と薄く浮かび上がる富士山を見ることができるそう!
海近くの公園なので砂浜にも行けて、海の撮影にも良さそうです。

メンバーが撮影した写真がこちら!

ふじのくに田子の浦みなと公園
GoogleMap / HP

ダブルダイヤモンド富士山を撮影できる湖

富士山の山頂に太陽が重なる時に、ダイヤモンドのように輝く現象をダイヤモンド富士といいます。さらにその富士山が湖面に映って見えるのが「ダブルダイヤモンド富士」と言い、そのダブルダイヤモンドが見られることで有名な湖がここ『田貫湖』です。ダイヤモンド富士が見える場所はたくさんありますが、ダブルダイヤモンド富士が見える場所は貴重なんですよ。

風景撮影にもぴったりで、春は湖畔沿いに約350本のソメイヨシノや山桜が咲き、初夏にはキャンプ場の南側テントサイト周辺で蛍が舞い、秋からは星空観賞や撮影も楽しめます! 田貫湖のキャンプ場ではレンタサイクルも行っているので、サイクリングしながら自分だけのフォトスポット探しも楽しそうですね。

メンバーが撮影した写真がこちら!

田貫湖(たぬきこ)
GoogleMap / HP

絹糸のような繊細な滝と雄大な富士を撮る!

富士山に来たならぜひ見て頂きたいのが『白糸ノ滝』。日本の滝百選にも選ばれていて、世界遺産富士山の構成資産でもあり、天然記念物なんです。通常の滝は滝の上が開けていますが、ここ白糸ノ滝は、水を通す地層と水を通さない地層の境から富士山の雪解け水が幾筋もの絹糸を垂らしているような美しさで湧き出しているので、とっても幻想的です。

お土産物屋さんの通りを抜けると長い階段があり、そこを下ると滝見橋という橋が現れます。ここを渡って川沿いに伸びる、整備された散策路を歩いて行くと滝壺の近くまで楽々で行くことができます。私たちは今回は白糸ノ滝を上から見ることができる、展望台からも撮影をしましたが、ここからは紅葉と富士山を一緒に撮影できますよ。
※紅葉のシーズン:11月中旬ごろ

メンバーが撮影した写真がこちら!

白糸ノ滝 
GoogleMap / HP

オシャレになったテラスで美味しいグルメ!


2020年4月、白糸ノ滝の売店エリアが『富士山・白糸ノ滝テラス』としてオシャレにリニューアルオープンしました! 富士山の美しい姿と芝川の清流が一望できる芝生広場も整備されています。

今回ランチを食べたお店『SHIRAITO GENERAL STORE(シライトジェネラルストア)』は、一晩じっくり漬け込んだお肉のBBQプレートでアウトドア気分が味わえちゃうお店で、オシャレで機能的なキャンプグッズも置いてありました。

『TAKIMOTOYA(たきもとや)SOUVENIR and CAFE』の店舗裏のガーデンテラスでは、滝の音と四季折々の花を楽しめますよ。

メンバーが撮影した写真がこちら!

富士山・白糸ノ滝テラス
GoogleMap / pdf

B級グルメで富士宮をまるごと満喫するなら

富士山本宮浅間大社の門前にある『お宮横丁』は、富士宮のグルメが集まるエリア。神社に参拝に来た人が誰でも気軽に休めるようにと、生まれたのがこのお宮横丁なんです。

ここではご当地B級グルメの「富士宮やきそば」をはじめ、ニジマスバーガー・静岡おでん・富士山餃子を、地酒や地ビールなどと楽しむことができます。またジェラートやおしるこなど、おやつも充実!
お土産には名物「御くじ餅」など、富士宮の美味しいものが盛りだくさんです!

メンバーが撮影した写真がこちら!

お宮横丁
GoogleMap / HP

いろんな「富士山」を見ることができる場所

坂茂氏設計による、富士ヒノキを使った、逆円錐形の姿が印象的な『富士山世界遺産センター』。湧き水を利用した水盤に、リフレクションで映る姿が「富士山」に見えるという仕掛けで有名ですよね。ここは富士山本宮浅間大社の一之鳥居のすぐ横にあります。

展示棟は1階から5階までを螺旋の形のスロープを登り、壁面に投影された海抜0mから山頂3776mまでの富士山登山道の映像を見ながら登山を擬似体験するというもの! 最上階にたどり着くと、富士山をまるで一幅の絵のように見せるピクチャーウインドウが。天気の良い日は床がリフレクションするので、印象的な写真を撮ることができます。テラスに出れば富士宮市街や神田川、富士山本宮浅間大社の鳥居も見下ろすこともできますよ。

メンバーが撮影した写真がこちら!

富士山世界遺産センター
GoogleMap / HP

四季折々の自然が楽しめる!

時期により桜やツツジ、アジサイ、紅葉も楽しめる、山の上に位置する『岩本山公園』。特に早春には約300本の梅が咲き「富士山と梅」の絶好の撮影ポイントとして有名です。
園内にはハイキングコースや自然観察ゾーンのほか、芝生広場も整備されているので家族連れでも楽しめます。
また、展望台は3ヶ所もあり、駿河湾から伊豆半島までを一望できます。イチオシは『KAGUYA IWAMOTOYAMA CAFE』横の展望デッキから見る絶景夜景で、伊豆半島から沼津から富士、清水港まで連なる美しいイルミネーションのような光景が見られます。
※梅のシーズン:1月下旬~3月上旬ごろ

当日、私たちは岩本山公園に行けなかったので、スタッフが撮影した写真を掲載しています。

岩本山公園
GoogleMap / HP

広々とした店内から富士山を見ながらランチ!

もともと冷蔵倉庫だった建物をリノベーションした『YUHOBI Cafe』の店内は天井が高くて広々。窓の向こうには静岡らしい、富士山に連なると広々とした茶畑の風景が見えます。一風変わった店名は、「ゆほびかなり」という古語が由来だそう。意味は「豊かで広々としている。ゆったりとして穏やか」だそうで、まさにこのお店をそのまま表現しています。

土地の食材を使った美味しい料理やスイーツでココロもカラダも大満足! 歴史あるドイツのロンネフェルトの紅茶が楽しめたり、イタリア・ヨーガのフルーツジュースや自家製ハニーレモンスカッシュなどこだわりのドリンクもたくさん!
食事メニューやケーキもテイクアウトOKなので、近くのお気に入りのポイントで美味しいランチをいただくのも良いですね。

メンバーが撮影した写真がこちら!

YUHOBI Cafe
GoogleMap / HP

静岡ならではの風景で富士山を撮ろう!

『大淵笹場(おおぶちささば)』は数少ない、電線の入らない茶畑越しの富士山を撮れる絶景スポット。この場所は森に囲まれていて、住宅や電柱などの人工物が見えず昔ながらの景観が楽しめる場所。その風景写真は『富士山静岡空港』や『鉄道会社の静岡県の告知』などに使われていて、まさに静岡を代表する景勝地なんです。

事前予約制の「大淵笹場の茶の間」というプライベートテラスでは、90分間の貸切で、のんびり絶景も堪能できるそうです。(要予約、90分 1名 お茶付き3500円)

メンバーが撮影した写真がこちら!

大淵笹場(おおぶちささば)
GoogleMap / HP

ハイジのブランコで富士山とツーショット

『まかいの牧場』は、富士山が間近に見える朝霧高原にある牧場です。朝霧高原は日本でも有数の酪農地帯だって知ってましたか?富士山が見える広い牧場には、馬や羊、牛などたくさんの動物たちがのびのびと暮らしていて、私たちに美味しいミルクを提供してくれます。この広大な敷地を活かし、アスレチックなどのアクティビティやグランピングスタイルのBBQや地元の食材を味わえるレストランがあり、一日のんびり遊び回れます。

富士山テラスでは春には菜の花やパンジー、夏から秋にかけては、約5000株ものサンパチェンスを見ることができ、富士山バックに広大なお花畑と一緒に写真が撮れます。そして一番人気の『ハイジのブランコ』! 日本一の富士山を背景に、アルプスの少女になった気分でブランコにのった写真を撮っちゃいましょう! 

メンバーが撮影した写真がこちら!

まかいの牧場
GoogleMap / HP

朱塗りの門と紅葉の赤が眩しいお寺

大きな朱塗りの山門が印象的な『大雄山宝鏡寺』。紅葉の時期にはこの朱塗りの山門と紅葉の色鮮やかさがとってもフォトジェニックです。県指定文化財にもなっている秘仏『本尊延命地蔵菩薩坐像』は聖徳太子の作と伝えられていて、60年に1度公開されているそうです。

そんな秘仏ですが、町の人からは「竹之下のお地蔵さん」と呼ばれ親しまれ、毎年8月に行われる「竹之下地蔵尊大祭」が行われています。今回の訪問では丁度綺麗な紅葉の写真が撮れました。
※毎年11月中旬は期間限定で紅葉のライトアップイベントがあります

メンバーが撮影した写真がこちら!

大雄山宝鏡寺(だいゆうざんほうきょうじ)
GoogleMap / HP

日本の歴史公園100選に選ばれた公園

『秩父宮記念公園(ちちぶのみやきねんこうえん)』は1941年から約10年間、秩父宮両殿下が実際にお住まいになられていた別邸跡地に、2003年公園として開園しました。敷地面積はなんと東京ドームの1.5倍もあり、山野草をはじめ、春は梅や枝垂れ桜、夏はフヨウやサルスベリ、秋には紅葉やキンモクセイなど、四季折々の花々を楽しむことができます。

公園にある母屋は外観こそ農村の古民家ですが、リビングはイギリスのカントリーハウス調で、秩父宮両殿下がイギリスから取り寄せた洋家具を配置し洋風に統一したそうです。その母屋を囲むように咲く、樹齢130年とも言われる枝垂れ桜が圧巻! 「さくらまつり」では夜にはしだれ桜のライトアップも行われているそうですよ。その時期にも来てみたくなる、とてもしっとりと大人っぽい空間の公園でした。

メンバーが撮影した写真がこちら!

秩父宮記念公園(ちちぶのみやきねんこうえん)
GoogleMap / HP

住宅街にある富士山が生んだ溶岩洞窟

『駒門風穴』は近くには民家が建ち並んでいて、こんなところに風穴があるの?とびっくりします。駒門風穴は国の天然記念物に指定されていて、穴の入口上部に駒門風穴諸社と言われる「蚕養神社(こがいじんじゃ)」「風神社」「子安神社(こやすじんじゃ)」の3つの石祠が並んで建立されています。富士山周辺によくある「富士山信仰」とは違いますが、ここも駒門風穴そのものが『風穴神社』として信仰の対象になっています。

ここは富士山の大爆発でできた溶岩洞窟の中では、最大級かつ最古なんだそうです。およそ1万年前の新富士噴火によりできた隧道(ずいどう)は、途中から2本に分かれ、本穴は長さ291m、枝穴は110mほどあります。最後に受付の裏手に知る人ぞ知る「駒門の名水」があり、東名高速の「駒門PA」で出される料理や珈琲などにも使われているそうですよ。

メンバーが撮影した写真がこちら!

駒門風穴(こまかどかざあな)
GoogleMap / HP

森に囲まれたカフェで、季節の美味しいものをいただきます

十里木高原にある、周囲を緑に囲まれた『nog cafe』は、からだが喜ぶ食事がいただけるお店です。店内はすっきりとしていて大人っぽいインテリアがとってもオシャレ。大きなガラス窓から差し込む光と窓いっぱいに見える木々の風景がとっても綺麗です。中庭にはウッドデッキがあり、自然を思いっきり感じられる特等席です。

お店の裏手には小さくて可愛い小屋のような建物が。こちらはギャラリースペースになっていて、展示・販売・ワークショップなどに使われるそうです。私たちが行った時はスワッグやリースの展示を行っていました。冬を迎えるためにこんな素敵なリースを用意したら、一気にテンションが上がりそうですね。

メンバーが撮影した写真がこちら!

nogcafe 
nogcafe warehouse gallery
GoogleMap / Instagram

遮るものがなく、目の前には富士山だけ!

ハイキングスポットの起点でもある『十里木高原展望台』は遊歩道を登って20分ほどの場所にあります。きれいに整備された登山道には階段があるので歩きやすかったです。この展望台からは富士山の宝永火口がとっても綺麗に見えます。よく見ると富士宮口からジグザグに登っていく登山道も見え、夏場だと夜通しで登る登山者のヘッドライトの明かりも見えます。

十里木高原では、秋には一面にススキ野原が広がり、とってもフォトジェニック。ここ、穴場スポットだと思いますよ。富士山が本当に目の前に大きくはっきりと見えるスポット、ぜひ訪れてみてくださいね。

メンバーが撮影した写真がこちら!

十里木高原展望台(じゅうりぎこうげんてんぼうだい)
GoogleMap / HP

童謡が似合う、木々に囲まれた親子で楽しめる公園

みなさん童謡でご存知の「足柄山の金太郎」の生家の跡地に建つ神社と、その周辺を整備した公園が『金時公園』です。「子育て」と「健康づくり」がテーマである金時公園には、金太郎が産湯をつかったとされる『ちょろり七滝』や、子ども守りの『第六天社』があり、毎年5月には「富士山金太郎春まつり」が開催され、町内の子どもが奉納相撲大会を繰り広げているそうです。
相撲が行われる土俵上屋は、全て地元材の「富士山-金時材」を使って作られているそうです。そのほか公園内には「金太郎テラス」といった交流施設や、子供用のローラー滑り台や、子供用ボルダリング施設も整備されていました。マサカリのオブジェもありますよ!

メンバーが撮影した写真がこちら!

金時公園
GoogleMap  / HP

工場が間近に見える展望台から見る景色

富士山をバックに工場群の夜景を180度パノラマで楽しめる『富士と港の見える丘公園』、こちらの展望台は高さ約10mの鉄骨造りで、県産材のスギや再生材木も使用されているそうです。

展望デッキには記念撮影用にスマホ用のスタンドが設置されていて、お友達と一緒に記念写真の撮影もできますよ。この小さい公園の中には伝説の残る阿字神社と園内中心あたりに仏舎利塔もあり、なんだか不思議な空間でした。

メンバーが撮影した写真がこちら!

富士と港の見える丘公園
GoogleMap / HP

江戸時代の庶民に流行した『富士講』の開祖も修行した世界遺産

『人穴富士講遺跡(ひとあなふじこういせき)』は世界遺産富士山の構成資産の一つです。「人穴」とは、富士山の噴火でできた溶岩洞窟であり、富士講の開祖である長谷川角行(はせがわかくぎょう)が、修行した場所として信仰を集めており、周辺には信者による約230基もの碑塔群が人穴富士講跡内に祀られています。人穴浅間神社の鳥居の前はダイヤモンド富士が見られるスポットです。
※ダイヤモンド富士が見られる時期は4月中旬、8月末の朝6時半頃です

メンバーが撮影した写真がこちら!

人穴富士講遺跡(ひとあなふじこういせき)
GoogleMap / HP

いかがでしょうか、もちろんこれ以外にもまだまだ富士山麓周辺には魅力的なスポットがたくさん! いろんな場所から見える富士山を撮影して回るのも楽しいですよね。それには美味しいグルメもはずせない! 大自然の恵みがたくさんいただけるこのエリアは、観光目的でも、お参り目的でも、グルメが目的でも大満足になれる場所です。

ぜひ、みなさんも「自分だけの富士山麓巡り」のプランを組み立てて、旅を楽しんでみてくださいね。

※記載の施設情報等は、令和4年1月時点の情報です。訪問される場合は、各スポットごとの最新の情報を事前に御確認ください。
また、訪問先施設等の新型コロナウイルス感染症対策への御協力をお願いいたします。
あわせて、静岡県のホームページ記載の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報」も御参考いただきますようお願いいたします。
※撮影時は新型コロナ感染症の感染予防に配慮したうえ、取材を行っております。

PROFILE

camell公式アカウント
camell公式アカウント
・camell公式アカウント
・カメラが好きな女性で運営しています!
Instagram ID / @camergirls_jp

INSTAGRAM