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オトナ写真部「カメル」

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フォトスポット数が圧倒的! 一眼カメラで撮る「水の都」松江旅 〜後編〜

今回2泊3日で旅した先は、島根県の松江市。松江市は岡山から特急やくもで「松江駅」まで約2時間半。 飛行機なら「出雲縁結び空港」があり、東京・大阪・福岡・名古屋・静岡・仙台から直行便が飛んでいて、空港から松江市はすぐ近いのでいずれの方法でも好アクセスの観光地。そんな松江市を訪れた目的は「カメラ女子が絶対好きなやつ」的スポットが全国の地域と比べても圧倒的に多いから。実際に訪れたメンバーたちの評価は星5つ! そんな大好評の撮影スポットの数々を撮影写真とともにたっぷりとご紹介いたします。

フォトジェニックな海と島の写真が撮れる、秘密にしたいスポット


◇ 撮影スポット
桂島(かつらじま)周辺
◇ アクセス
JR松江駅から車で25分
◇ 撮影ポイント
島に向かう遊歩道は、海に挟まれていて絶好のロケーション!ヌケのいい、幻想的な写真もたくさん撮れちゃいます。綺麗な海がキラキラ光る夕方の時間帯も最高!
WEB / Google Map


桂島は、なんと1500万年も前に海底で噴火した火山の溶岩でできた島なんです。溶岩が広がってできた遠浅の海は水が澄んでいて、可愛い魚がとっても近くで見えるんです。くるっと回っても1kmほどの小さな島で、遊歩道がしっかり整備されているので気軽に散策ができます。キラキラした水面が広がる美しい海に癒されます。ずっと眺めていても飽きません。
磯釣りにもたくさんの人が訪れていて、夏は海水浴客でもにぎわうそうですが、オフシーズンは人も少なく静かなので、撮影するならこの時期が特にオススメ!

NIKON D5300 / 18-55mm f3.5-5.6


SONY α7 III / SIGMA 135mm f1.8 DG HSM | Art 017


SONY α7 III / SIGMA 135mm f1.8 DG HSM | Art 017


SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

OLYMPUS / E-M10 Mark III LUMIX G 20/F1.7 II

クラシックを聴きながら、優雅な気分で朝食を


撮影スポット
珈琲館 京店店(きょうみせてん)
アクセス
JR松江駅から車で5分
料金
オープンサンドセット680円
グラタンセット800円
撮影ポイント
自然光がたっぷり入る、窓際のテーブル席がオススメ。朝の綺麗な光で爽やかな朝食写真が撮れちゃいます!
WEB / Google Map


最終日の朝は、京橋川沿いに佇むコーヒー専門店「珈琲館 京店店」でモーニングをいただきました。レンガ造りの壁に蔦が絡まるレトロでオシャレな雰囲気に、お店に入る前から素敵な写真が撮れそうな予感!店内にはクラシック音楽が静かに流れていて、大人な雰囲気に満ちたモーニングを楽しめます。自家製パンを使ったメニューは4種類あって、全てにサラダ、ヨーグルト、自家焙煎コーヒーが付きます。今回は「オープンサンドセット」を注文!表面をさっと焼いたバゲットにタマゴサラダとトマト、レタスをサンド。もう一つはレタスとキュウリにツナマヨです。味はもちろんボリュームもたっぷりでコスパ良し、店内の雰囲気は抜群だし、朝食をいただくのにオススメのお店です。

SONY α7 III / FE 85mm f1.8

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

SONY α7 III

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

OLYMPUS E-M10 Mark III / LUMIX G 20/f1.7 II

レンガ造りの煙突と、仕込みの時期の湯気がフォトジェニックな酒蔵


撮影スポット
米田酒造(よねだしゅぞう)
アクセス
JR松江駅からレイクラインバスで5分
撮影ポイント
歴史ある建物や受け継がれてきた酒造りの道具など、記録に残しておきたくなるここにしかないものがいっぱいありますよ。
WEB / Google Map


創業明治29年の酒蔵「米田酒造」は、お酒のために改良した米の旨味を引き出し、ほのかな甘みや芳醇な香り、すっきりとした後切れの美味しいお酒造りをしています。今回は特別に蔵の中を案内していただき、手間と時間をかけたこだわりの酒造りを知ることができました。そんなことを知ると、利酒でいただいた、代表銘柄「豊の秋」の大吟醸やゆず酒の味にもさらに感動します!ほかにも一年に一度の旬の味、まろやかな円熟の旨味が楽しめる、秋限定のひやおろしもオススメ。
毎年11月からは酒造りが始まり、朝8時頃に米を蒸す湯気が上がる様子は冬の風物詩になっているそうで、その姿もカメラに収めたくなりました。

OLYMPUS E-M10 Mark III / M.40-150mm f4-5.6


OLYMPUS E-M10 Mark III / M.40-150mm f4-5.6


SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN


SONY α7 III / TAMRON 28-200mm f2.8-5.6 A071


PENTAX KP

日本庭園を眺めながら、美味しいお蕎麦をいただけるお店


◇ 撮影スポット
出雲そば処 八雲庵(やくもあん)
◇ アクセス
JR松江駅からレイクラインバスで15分
◇ 料金
鴨なんばんそば1300円
天ぷら割子そば2200円
◇ 撮影ポイント
縁側や、池にほど近い席で自然光で撮るとしっとりした情緒ある写真が撮れます!せっかくなら美しい日本庭園を一緒に写し込んでみて。
WEB / Google Map


お昼の食事は国宝松江城のお堀沿い、塩見縄手で約80年も続いているそば処「八雲庵」へ。武家屋敷を改装した立派な建物、広い日本庭園には錦鯉が泳ぐ池もあり、庭を眺めながらの食事は心も静かに落ち着いた感じでいただけそう。訪れた時期はちょうど一年のうちで最も美味しい「新そば」が食べられるとのことだったので、名物の「鴨なんばんそば」と「天ぷら割子そば」をいただきました!出雲そばは、そばの実の甘皮も一緒に挽いているため少し黒っぽいのですが、これが独特の風味を生み出していて良いお味!デザートも欠かせませんよね、といただいたふんわり抹茶ゼリーに手作り白玉・アイス・小豆餡・ミルクの乗った、ふわふわ食感の縁結びスイーツ「不昧公(ふまいこう)」も絶品!この日はあいにくの雨でしたが、それもまた情緒があって素敵な写真がいっぱい撮れました。



SONY α7 III / FE 85mm f1.8


SONY α7 III / FE 85mm f1.8


SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN


SONY α7 III / TAMRON 28-200mm f2.8-5.6 A071


PENTAX KP

日本の美意識が詰まった、映えスイーツを撮る


撮影スポット
喫茶 きはる
アクセス
JR松江駅からレイクラインバスと徒歩で15分
料金
和菓子単品390円
撮影ポイント
大きな窓越しに見える出雲流庭園を背景に撮ると、可愛い和菓子がまるで庭に咲いたかのよう!色彩がはっきりとして細かい細工は、サイド光で撮ると立体感が出てエモい写真になります。
WEB / Google Map


和菓子処としても知られる松江、なかでも上生菓子は、職人の技と美意識が注ぎ込まれた“目と舌で味わう芸術品“とも言われているそう。「喫茶 きはる」では、上生菓子の技能を受け継ぐ名工・伊丹ニ夫さんの創作の様子が間近で見られるという珍しいお店!季節ごとに替わる10種類の上生菓子を作り立てでいただくことができます。可愛いピンク色をしたハート型の上生菓子「縁結」や、チョコを練り込んだあんの上に乗ったカラフルで小さな花が可愛い上生菓子「秋桜」、ここでしか出合えない可愛い和菓子たちに、目もお腹も心も大満足です。


OLYMPUS E-M10 Mark III / M.40-150mm f4-5.6


SONY α7 III / FE 85mm f1.8


OLYMPUS E-M10 Mark III / M.40-150mm f4-5.6


SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN


SONY α7 III / FE 85mm f1.8

今の暮らしに合う器を作る窯で、職人さんを撮影してきた


撮影スポット
袖師窯(そでしがま)
アクセス
JR松江駅から車で5分
撮影ポイント
素朴な造りだけど歴史を感じる、森を背負った建物は、まるでタイムスリップしたかのよう。黙々と作業をする職人さんの姿を撮るなら手元をしっかり写したい!作業の邪魔をしないよう、望遠レンズを使って遠くから撮るのをオススメ。
WEB / Google Map


出雲に伝わる技法をもとに今の暮らしに合わせた器を中心につくる「袖師窯」へ向かいます。尾野友彦さんは現在五代目、145年の歴史を持つ歴史ある窯元です。時を感じる趣のある木造の建物の中には黙々と作業をしている職人さんたち。作業場内を照らすオレンジ色の明かりが、なんとも優しい雰囲気を醸し出して、人の温かさや器に込められた思いまで伝わってきそう。間近でこんな作業を見ることができるのはとっても珍しいですよね。丁寧に作られた器は建物の2階に展示され購入することもできますよ。


SONY α7 III / FE 85mm f1.8


OLYMPUS E-M10 Mark III / LUMIX G 20/f1.7 II


SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN


SONY α7 III / TAMRON 28-200mm f2.8-5.6 A071


PENTAX KP / smc PENTAX-DA 50mm f1.8

本格的なお茶とお菓子を気軽に楽しむお店巡り


◇ 撮影スポット
中村茶舗(なかむらちゃほ)と4軒の和菓子店
◇ アクセス
・中村茶舗
JR松江駅から徒歩10分
・彩雲堂、桂月堂、三英堂、風流堂
「中村茶舗」から徒歩約5分
◇ 利用料
抹茶工場見学 350円(挽きたて抹茶一服付き)
抹茶体験 1650円(和菓子代込み)
◇ 撮影ポイント
「中村茶舗」の店内奥にある中庭の苔蒸した石や木々、茶室「松吟庵」の歴史ある和の空間は、風情たっぷりの撮影スポットです。お茶室はなかなか撮影できないので、とってもレアスポットかも!
中村茶舗

WEB / Google Map


松江藩主の松平治郷(不昧公)が茶の湯を愛好したことから、松江には和菓子文化が生まれ、数多くの銘茶と銘菓が誕生して現在に受け継がれているんだそう。今回は和菓子を近隣の老舗和菓子店で購入し、同じく老舗のお茶屋さん「中村茶舗」でお抹茶とともにいただくことにしました。
お抹茶をいただく中村茶舗は抹茶工場の見学と、茶室「松吟庵」で抹茶体験ができます。工場で挽きたての抹茶は色鮮やかで、豊かな香りとまろやかな味わいでした。そんな美味しい抹茶と合わせた和菓子は、中村茶舗から徒歩5分ほどの場所にある4軒の老舗和菓子店の「桂月堂」の「実り」、「彩雲堂」の「月白」、「風流堂」の「虫の音」、「三英堂」の「まつたけ」です!どれも抹茶とぴったりの優しいお味でした。お土産には、不昧公命名の松江三大銘菓として知られる「若草」「山川」「菜種の里」を買うこともできて大満足です!


SONY α7 III / TAMRON 28-200mm f2.8-5.6 A071


SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN


SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN


SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

前編に続いて後編でご紹介した場所も、どこも最高のスポットばかり! 美しい街並みや、自然が作り出す圧巻の風景…カメラ女子的には、いい写真がたくさん撮れるエリアはやっぱりテンション上がります! 写真だけでなく美味しいものもいっぱいなのは嬉しいですよね。ぜひみなさんも撮れ高だらけの松江を訪れてみてください、オススメです。

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