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オトナ写真部「カメル」

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神戸にも大自然があるって知ってた? フォトジェニックな農村エリア撮影旅

みなさんが「神戸」と聞いて思い出すものってなんですか? きっと「北野」や「中華街」などの異国情緒だったり、「元町」「メリケンパーク」といった個性ある街やスポットなどではないでしょうか。
でも実は神戸には、そんなお洒落で都会的だったり、異国情緒溢れる部分だけではなく、緑あふれる農村エリアもあるんです。

今回はそんな、実は知らない神戸の魅力「農村エリア」を、より身近に感じられる「サイクリング」でめぐってみました!今回はレンタカー + レンタサイクルで巡りましたが、どこもサイクリングで訪れることができるので、ご自身の体力やスケジュールに合わせて、色々プランを組んでみてくださいね。

今回の旅は、道の駅『神戸フルーツ・フラワーパーク大沢』にある『FARM CIRCUS(ファムサーカス)』で電動アシスト付き自転車をレンタルしています。
紹介したスポットを巡ってみたい方は、こちらでのレンタルをオススメ!※全ての行程をサイクリングでめぐるのは少し大変かも…という方は、一部のスポットでトライするのもオススメです。

まずは、神戸の美味しい果物を使ったスイーツから「神戸農村めぐり」のスタート!

全国最大級の直売所『農協市場館 六甲のめぐみ』の中にある『VEGE KITCHEN』で、美味しくてかわいいスイーツを発見しました! こちらでは神戸の食材、野菜や果物をふんだんに使用したスイーツを作っています。そう、神戸は美味しい野菜や果物も沢山採れる町なんです!

シュークリームは定番と季節限定のものがあり、四季折々の味が楽しめます。焼きたてのシュー生地にはこだわりの自家製クリームと生クリームがたっぷり絞られていてとっても美味しい!
他にもフルーツサンド・ゼリー・スムージー、季節のプリンなどがあり、どれを買おうか悩んじゃいますね。選びに選んだシュークリームを、施設内にあったフェイクグリーンの前でパチリ。

メンバーが撮影した写真がこちら!

農協市場館 六甲のめぐみ 
GoogleMap / HP

美味しい野菜たっぷりのランチで、大地の美味しさをいただきます!

『音の葉cafe』は神出山田自転車道というサイクリングロードにも近いので、サイクリストも多く訪れるそう。
こちらも地元神戸の採れたてで美味しい野菜を使ったお料理やスイーツが人気のお店。見てください、このかわいいルックスのきゅうり漬けは自家製なんですよ。

他にも『太山寺焙煎珈琲室』の豆を使ったコーヒーや、手作りのスイーツ、店内で焼き上げるパンも大人気です。野菜が沢山なので、お腹いっぱい食べても罪悪感ゼロ!(笑)もし食べすぎちゃったら、サイクリングで消費しちゃいましょう!

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音の葉cafe
GoogleMap / Instagram

神様が降りたというパワースポットから、神戸の風景を写し撮る

神戸市にある神出町(かんでちょう)は、神様が降臨されたことからその名がついたと言われ、パワースポットとされている『神出神社(かんでじんじゃ)』があります。

標高149mの高さからの眺めはもう最高!晴れていれば淡路島や明石大橋を、そして目を落として見ると、沢山のため池が見えます。この風景を見ながら風を感じていると、なんだか身も心も洗われる気がしてきます。
あなたはこの絶景、どのレンズで写し撮ってみますか?

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神出神社(かんでじんじゃ)
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神戸の美味しい野菜と果物をカラフルチップスに変身させました

神戸の美味しい野菜を、味や香り、栄養価をそのままにヘルシーなチップスに変身させたお店『神戸咲く咲くHarmony』にやってきました。こちらは「農産物を手軽においしく、いつでも食べられる」をテーマにチップスを製造、販売しています。

ちょっと驚きなのは、チップスになっても、果物も野菜も色がこんなにカラフルなまま! 綺麗な色のチップスは美味しさだけでなく、見た目的にもお土産にもぴったりで、フルーツのチップスなんかは特に撮影のアイテムとしてもいいかも?
そうそう、びっくりしたのが「おせち」のチップス! こんなチップス見たことない!!  お味が気になります。

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神戸咲く咲くHarmony
GoogleMap / HP

どこまでも広がる、紅葉した葡萄畑がとってもフォトジェニック!

広大な丘陵地にあるこのワイナリー、実は神戸は気温は温暖で日照時間が長く、太陽の恵みがたっぷりでワインの生産も向いている場所。
ちなみに「国産ワイン」と「日本ワイン」の違いって知っていますか?日本ワインは日本産のブドウ100%でつくられたものを呼び、国産ワインは海外産の輸入ブドウで生産されたものが含まれるんです。ここ神戸ワイン作られるのはもちろん、日本ワイン!これは絶対にお土産にしたい一品です。

広大な葡萄畑はこの時期紅葉をしていて、とってもフォトジェニック!紅葉などの定番の紅葉スポットと違って、ちょっと特別感のある「秋」を撮ることができます。
お城のようなワイナリー、そして秋には約5万本のコスモスが花咲く、とってもフォトジェニックなスポットでした。

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神戸ワイナリー(農業公園)
GoogleMap / HP 

散策をした人だけが知っている、古刹の映えスポット

神戸市で唯一の国宝建造物の本堂があるこのお寺。仁王門から続く雰囲気のある石畳の路地を歩いて行くと、階段の上に中門が見えてきます。
お寺に入る前ですが、真っ赤な門が映えるこの階段でポートレート撮影が始まります(笑)

深い森に覆われたお寺の境内はちょうど紅葉も綺麗で、あちこちを散策していたら赤い橋を発見! 閼伽井橋(あかいばし)という名前の不思議な形をした橋、ここに立ってもらって遠くから撮ったり、背景にして撮ったり…色んな撮り方を試していたら、あっという間に時間がすぎてしまいました。
ここもまだあまり知られていない映えスポットでオススメです!

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太山寺(たいさんじ)
GoogleMap / HP

ライトアップされた幻想的な空間で、こだわりの美味しいコーヒーを

太山寺の拝観とセットで訪れたい場所があります。
太山寺の仁王門近くにある『太山寺珈琲焙煎室』は国際的なバリスタとして活躍していた、横野貢司さんが開いたお店。Qグレーダーという資格を持ち、こだわって選んだ豆を焙煎した、美味しいコーヒーをいただくことができます。

店内にはカラフルなカップに入ったたくさんの豆が…! 珈琲に詳しくなくてもテンションが上がります(笑)そして美味しいコーヒーをいただくのは、美しくライトアップされた屋外の席。寒くないようにブランケットも用意されていますよ。
美味しいコーヒーとあったかい光が映える空間で、ほっと一息。

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太山寺珈琲焙煎室 
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宿に野菜の直売所!?  疲れた身体に嬉しい温泉宿

神戸農村エリアのロングライドで疲れた身体は、天然ラジウム温泉で温冷交互浴がオススメ!
ここはサイクリストにもぴったりの人気の宿泊・温泉施設で、その理由が疲労回復や冷え性などに効果が期待できる源泉かけ流しの温泉、今流行りのロウリュサウナ、そしてエアウィーヴや健康マットレスパッドがあるという、疲れた身体に嬉しい仕様なんです。

そしてなんと、お宿の中に採れたて野菜の直売所があるのは 農村エリアのお宿ならでは。朝食ビュッフェでは本場のさぬきうどんもいただけちゃいますよ。

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湯~モアリゾート 太山寺温泉なでしこの湯
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ここが道の駅!? 可愛いビジュアルのマーケットで、楽しく地産地消

道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」にある「地産地消」がテーマの施設『FARM CIRCUS』をご紹介。
まずはとにかくビジュアルがかわいい!
サーカスのテントのような建物が3棟並んでいて、野菜などの直売所やカフェなどがあります。オープン以来大盛況で、マーケットを拡大リニューアルするほど。道の駅敷地内のフラワーパークや遊園地などはなんと入場は無料! フラワーパークでは3月下旬からチューリップが花開き、桜やアイスランドポピー、パンジーなど、春になるとカラフルな花があちこちに咲きます。敷地内ではピクニックもでき、BBQ施設もある「道の駅」のイメージをいい意味で裏切る、一日楽しめるスポットです。

お店には神戸の美味しい生鮮食品がずらっと揃っていますが、日持ちのする加工食品も多数あるのでお土産探しにもぴったりでした。
そしてここでは「電動アシスト付き自転車」をレンタルしているので、ここを中心にあちこちのスポットを巡るのもオススメです!

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ファームサーカス・マーケット
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「神戸らしい眺望景観10選」に選ばれた絶景を見たい!

「神戸らしい眺望景観10選」に選ばれた絶景を見にのどかな農村エリアをサイクリング。
サイクリングで見えてくる長閑な風景は、今までもっていた「神戸のイメージ」を塗り替えるものでした。なんて綺麗な風景なんだろう…。
そしてそんなサイクリングの後に辿りついた光山寺(こうさんじ) から見える風景は、さらに素晴らしいものでした…!

そんな眺めを望める場所には、「神戸らしい眺望景観10選」の縫い針のような眺望モニュメントがありました。
こちらは「ファッション都市・神戸」のイメージを思い起こさせる「針」をモチーフにしたもの。この針の穴から風景を覗き込んで楽しむということと、「ファッションの街」のイメージを伝えるというふたつの意味があるそうです。
風景だけではなく、このモニュメントを使った写真を撮るのも面白そう!

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光山寺(こうさんじ)
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のどかな田舎風景に現れる、赤い三重塔がシンボリックなお寺

見るからに古くて、とっても立派なお寺の石峯寺(しゃくぶじ) 。
国指定重要文化財の三重塔があるのに入山料もなく、自由にこの古いお寺を拝観することができます。
お寺はどこも静かな印象はありますが、ここは特にその静けさがはっきり伝わってくる気がしました。朱塗りの三重塔と紅葉、これは絶対に見ておいた方がいい場所です! もちろん他の季節もまた違った見え方がするんだろうなあ…と、気になる場所でした。

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石峯寺(しゃくぶじ)
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絵本『純喫茶カランコロン』の世界観にようこそ! 美味しいランチをいただきます

北野で人気のイタリアンのお店を営んでいた夫妻が、娘さんが描いた絵本『純喫茶カランコロン』の世界観と、店名もそのままにオープンさせたのが、この純喫茶カランコロン。

大きな窓の外に広がるのは、神戸の長閑な里山。そんな景色を楽しみながら、美味しい地元食材を使ったシェフ特製の本格ドルチェやランチを、ゆったり味わいます。卵はお近くの家で放し飼いされている元気な鶏の卵!
絵本のようなのんびりした雰囲気の中でいただけるのは、一流の料理。こんなギャップが味わえるのも、神戸農村エリアの魅力です。

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純喫茶カランコロン
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江戸時代の縁側で、今の時間の流れを楽しめる場所

江戸時代の景色が残る『淡河宿本陣跡』へ。「本陣」とは、江戸時代の街道宿にあった、参勤交代の大名や貴人が休泊した大旅館のこと。
2階建て瓦葺きの大屋敷や茶室、白壁の土蔵等美しい建築が残っており、その昔の光景を今に残す姿は、映画の撮影などにも利用されているそうです。

そんな歴史ある建物ですが、実は戦後間もないころからずっと空き家になっていて、2015年に地元有志による保存会が始動し改修と掃除が重ねられ、息を吹き返したばかり。「誰にとっても身近な心地よい居場所になれるように」という保存会の思いでできたこの場所は、さまざまな催しが行われ曜日限定でカフェもオープンしています。
地域のコミュニティスペースでもあるこの場所は、座敷でゴロンとお昼寝するも良し、ドリンク片手に縁側で庭を眺めるも良し、というゆるさ。こんな歴史のある建物でのんびりくつろげるという、贅沢な過ごし方ができてとっても羨ましいです。

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淡河宿本陣跡(おうごじゅくほんじんあと)
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神戸の人に愛される大銀杏と、笑う狛犬のある場所へ

ここに来てまず目を見張ったのが、神社の屋根よりも背の高い大きな銀杏の木。
市民の木に認定されている大銀杏は、一番太い幹周りが5m以上あります。こんな立派な銀杏の木はなかなかお目にかかれません。私たちも寄ったり引いたり、いろんな角度から銀杏の写真を撮るのに夢中になってしまいました。

こしてここは室町時代の優雅な姿を伝える神社なのですが、仏教建築である三重塔(国指定重要文化財)がある、とっても珍しい場所なんです! 明治政府の神仏分離令が出されてから「神仏混合」の姿をとどめる社寺は激減し、現在では全国で18カ所を残すのみなんだそうです。
そんな歴史のある場所が自分の住む街にあるって、とっても羨ましいですね。

ちなみに毎年10月の第2日曜日に市無形民俗文化財「流鏑馬神事」も行われているので、こちらも大注目です。

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六條八幡宮(ろくじょうはちまんぐう)
GoogleMap / HP

今まで思っていた「神戸」のイメージがガラッと変わるような、見たことのない風景の数々。
地元の食材を使った美味しいものや、車だと通り過ぎてしまうような、ちょっと気づかない場所にある風景に出会えるのも、サイクリングで巡る醍醐味かもしれません。

まだまだ巡れていない農村エリアの魅力的なスポット、また発見したらお知らせしますね。
季節毎にまた見える風景が変わってくるのが、このエリアの楽しさだと思います。ぜひ、サイクリングで巡る農村エリア、試してみてくださいね。

\神戸農村サイクリングのWEBサイトはコチラ/

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