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女性限定
オトナ写真部「カメル」

SPOT

東京からすぐの「市原市」は、カメラ女子のための街だった。

ご紹介するのは千葉県市原市のフォトスポット。
市原市は鉄道でも車でも、都心から1時間ほどで到着する便利な街。アウトドアスポットが多い印象ですが、アートイベントも多く行われていて、いろんな楽しみ方ができるエリアなんです。

私たちは小湊鐵道沿線を中心に車を使ってスポットを巡ってみたんですが、フォトジェニックな駅やのどかな風景を走る列車を見ていたら、次は列車の旅もいいなあとあれこれ想像中です。
私たちが巡ってきたオススメのスポット、みなさんの市原旅の参考にしてみてくださいね。

旅の始まりを満喫できるフォトジェニックスポット

小湊鐵道始発駅の『五井駅』を降りてすぐところにあるカフェ『こみなと待合室』。
ここは「五井駅でバスや列車を待つ間に雨風をしのげる場所を」と作られたそう。窓からは五井駅から出発する小湊鐵道の、かわいいツートンカラーの車両が見えてテンションが上がります。テラス席からは車両基地もよく見えて思う存分撮影を楽しめます。

ここでは簡単な食事やスイーツがいただけるだけではなく、小湊鐵道のオリジナルグッズも販売していて、鉄道ファンじゃなくても思わず欲しくなるレトロでかわいいデザインばかりでした!

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こみなと待合室
GoogleMap / HP

珍しい形の大銀杏がキレイな神社

八幡宿駅から歩いてすぐの所にある『飯香岡八幡宮』には、社殿をはさんで2本の大銀杏があります。巨大な銀杏は御神木として崇められ、地上2.8mのところから二股に分かれているところから「夫婦銀杏」と呼ばれているそうです。
この時はまだ銀杏は色づき始めたばかりでしたが、真っ赤な社殿と黄色と緑の葉の組み合わせは、きっと綺麗だろうな…!と、来年は必ずその時期に訪れようと思いました。

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飯香岡八幡宮(いいがおかはちまんぐう)
GoogleMap / HP

美しい回廊を独り占めできちゃう穴場スポット

『上総国分尼寺跡』は、市原市が上総国の政治・文化の中心地であったことを象徴する歴史的文化遺産なんだそうで、1997年には中門と金堂を結ぶ回廊が復元されました。

広大な芝生に大きな朱塗りの回廊がぽつんとありフォトジェニック。撮影の間に誰も人が来なくて、ここは秘密にしておきたいくらいの穴場スポット!

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上総国分寺跡
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まさかこれが?!フォトジェニックなスポットがある駅

『上総牛久駅』は小湊鐵道の開通と同時に開業した駅で、出札口などはその当時のものが残っています。レトロな駅舎がとってもかわいくてテンションが上がったのですが、今はそれに加えてもう一つフォトポイントが!

「里山トイレ」と名付けられたこの公衆トイレ、男性用と多目的トイレの建物は、外階段を使って屋上に上がることができる「階段のトイレ」で、屋上展望スペースからは駅ホームを見下ろせる、鉄道写真撮影に最適ポイント!
植栽のある「緑があるトイレ」や「塔のトイレ」「菜の花のトイレ+切通しのトイレ」は女性専用。三角屋根で鮮やかな赤色をした待合所には、なんとトイレの使用状況が分かる電子掲示板が設置されています。こんな絵になるかわいいトイレがあれば、電車の待ち時間も退屈しませんね。

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上総牛久駅
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知らなかった!こんな素敵な景色の中でランチができるなんて…!

『ゴルめし』って知ってますか? ゴルフ場で食べるごはんのことで、市原市のはゴルフ場ではレストランのように食事やお茶を提供してくれるゴルフ場がいくつもあります。そのゴルフ場のひとつがここ、『CPGカントリークラブ』!
ゴルフ場の食事って、どうなんだろう…と最初はドキドキしていたのですが、そこは大人の社交場、味は美味しくボリュームたっぷりで大満足! 窓からはゴルフ場が見え、綺麗に手入れされた芝と整えられた木々がとっても綺麗でした。実はゴルフ場ってフォトジェニックなんですね。

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CPGカントリークラブ
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世界に2カ所だけ! 地球の歴史が見れる場所

市原市にある「千葉セクション」の地層の中に、「地球磁場逆転期」の層が見える場所として認定されたのが『チバニアン』。このレア現象が目の前で見ることのできる場所は、なんと地球上でイタリアと日本の市原市だけ! ジュラ紀やカンブリア紀のように、日本の地名が地球の歴史に刻まれるのは史上初の快挙! 私たちの後の世代は普通に「テストでチバニアンが書けなくてさー」とか会話しちゃうんだな…と、目の前の地層を見ながらそんなことを想像しちゃいました。

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チバニアン
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冬のお楽しみ、イルミネーションの穴場スポット

『いちはらクオードの森』は市原市が管理する自然公園。自然豊かな公園で、散策路や植物園、キャンプ場がある、自然観察やアウトドアにうってつけの場所。そんな場所でイルミネーションが行われていると聞いて行ってみました。園内は30分ほどで見終わる広さですが、無料とは思えないほど凝っていて、なかなか見応えがありました!

ソフトフィルターをつけるとイルミネーションの光がホワッとしてオススメです。ソフトフィルターが無い方は、安い保護用のレンズフィルターに、ハンドクリームやリップクリームを薄く塗っても似たような効果が得られますよ。

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いちはらクオードの森
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養老渓谷を泊まって楽しむなら

全面リニューアルをした、養老渓谷にある旅館『黒湯の宿 喜代元』。どのお部屋からも、緑の中に浮かぶ赤い観音橋が見えます。
温泉は玄関前の地面から湧き出ていて、お湯の色は真っ黒な「黒湯』でした。このお湯はお肌をすべすべにする効果があるそうですよ!

養老渓谷の四季折々の旬の味が味わえるお料理は、特にお魚が美味しかったです! 美味しい料理と美肌の温泉、イルミネーションで冷えた身体に染み渡ります。

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黒湯の宿 喜代元
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養老渓谷を彩る朱塗りの二重の太鼓橋が美しい

喜代元のすぐ近く、温泉旅館街の入口に架けられた朱塗りの橋『観音橋』は、養老渓谷のシンボルです。二段連なった太鼓橋は傾斜がかなり急で、高い場所が苦手な人だとちょっと怖く感じるかも…。対岸は春は桜、秋はモミジが鮮やかに彩るフォトスポットです。

渡った先にある、出世観音と言われる『立國寺』にはご利益をいただきに、経営者などがよく訪れるそうです。
タイミングが良ければお堂を見せていただくことができますよ。

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養老山 立國寺
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観音橋
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大自然を感じられる「開放的」なアートがある駅

『飯給駅』と検索窓に入れるとサジェストキーワードに出てくる「トイレ」の文字。
そう、ここは建築家の藤本壮介氏のアート作品『Toilet in Nature』がある場所。桜や菜の花が咲き乱れる場所だったことから“自然の中のトイレ”というコンセプトが浮かび作ったそうです。

私たちが行った時はもう秋枯れをしていたので少し寂しい感じでしたが、青々と草が生い茂る季節にまた行ってみたいなと思いました。
青い波板が貼られた飯給駅もとってもフォトジェニックでした。

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飯給駅(いたぶえき)
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異空間のような不思議なスポットを見たいならここ!

入口が1つなのに、出口を2つ作ってしまったトンネルが『向山・共栄トンネル』です。ネットでバズったものの、それはまだ最近なのであまり知られていないスポットかもしれません。

東側の向山トンネルから入るとすぐわかるのですが、西側の共栄トンネル側から入ると、後ろを振り返らないと気付かないかも。上下で見える光景と差し込む光の色が違っていて、SFのような幻想的な写真が撮れます。
ここは車も通るトンネルなので、くれぐれも撮影時には注意してくださいね。

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向山・共栄トンネル
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「森」を感じるアートが体験できる場所

小湊鐵道の詰所小屋を森にみたてて、60種以上の山野草と苔で覆われた『森ラジオ ステーション』。2014年に『いちはらアート×ミックス芸術祭』で設置されたものですが、会期終了後も有志団体のみなさんが通年維持管理を行っていて、今も不定期公開で実際に体験することができます。

秋の寂れた雰囲気も良いですが、一番のベストのシーズンは苔が元気で周囲も緑に溢れている初夏から夏のシーズン。この時期にまたカメラを持って友達と来て思う存分ポートレート撮影がしたい!

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森ラジオ ステーション
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最高のシチュエーションで美味しいピザをいただきます

大きなガラス張りの店内からは『高滝湖』を眺めることができる、ピザが美味しいお店『PIZZERIA BOSSO』。市原市湖畔美術館にあるこのお店は、房総の旬の食材をふんだんに使った、薪釜で焼いたピザを中心とした食事を楽しめます。

デザートピザは季節の果物を使っていて、私たちが行ったシーズンは生地の中に柿が使われていて、とっても美味しかったです。

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PIZZERIA BOSSO
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どこを切り取ってもフォトジェニック! カメラ女子なら絶対来たいスポット

『市原湖畔美術館』は美しい自然の中、高滝湖のほとりに建つ美術館です。美術・建築・デザインから音楽や民俗学まで、幅広いジャンルの多彩な展覧会を開催していて、今まで知らなかったアートに出会える場所です。

建物そのものもアーティスティックでフォトジェニック!館内でも写真が撮れるのでカメラ女子的には絶対に外せないスポットです。

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市原湖畔美術館
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市原土産を買うのにオススメな道の駅

市原市の特産品を取り扱う道の駅『あずの里いちはら』。展示大温室やふれあい広場、バーベキュー広場などのある「市原市農業センター」が隣接していて、アウトドアと一緒に利用されることも多いそう。

ここでは市原ブランド認定商品である「いちはら国府ブランド」が揃い、市原旅のお土産はここで買えば間違いありません。

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あずの里いちはら
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一泊二日で旅した市原市、まだまだこのエリアには訪れきれていない魅力的なスポットがたくさんあります。そんなフォトスポットが盛りだくさんの市原市、実際に行くのはちょっと遠いな…という方にも市原市を楽しめるイベントがあるんです。

この秋から冬にかけて、市原市を舞台に壮大な宝探しの冒険が始まります。
その名も、『いちはらトレジャー』! このゲームはLINEを使った謎解きにチャレンジして、秘密を解き明かすごとにプレゼントに応募できるというもの。さらに、すべての秘密を解き明かしたら、特別なプレゼントに応募できちゃうんです!
自宅から参加可能なゲームなので、ぜひバーチャルでも市原市の旅を楽しんでみてくださいね。
詳細はこちらの記事で紹介しています!

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