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鶴巻育子さんとめぐる片瀬江ノ島撮影・講評ツアーレポート!

鶴巻育子さんとめぐる片瀬江ノ島撮影・講評ツアーレポート!
4月11日(土)に開催した「鶴巻育子さんとめぐる片瀬江ノ島撮影・講評ツアー」の様子をレポートいたします!
今回のイベント、実は旅×カメラStyle magazine「LAT.35°N」さんのご協力により実現することができました!
以前からずっと、「プロの女性写真家さんとコラボしたイベントをやってみたいな〜」と考えていまして、ある機会にそのことをLAT.35°Nさんにお話してみたところ、「それならとってもいい先生がいるよ!」といって、なんと人気写真家の鶴巻さんをご紹介してくださったのです!
そして、ドキドキの直談判。鶴巻さんに「こんな企画を考えているんです・・・お願いできませんか?」と相談してみたところ、嬉しいことに即、ご快諾頂き、今回実現することができました!
LAT.35°Nさん、鶴巻さん、本当にありがとうございました。おかげさまで、今までにないめちゃくちゃ面白いイベントとなりました!
尚、鶴巻さんの写真やフォトテクニックは、LAT.35°Nの今発売中のVol.01でも掲載されていますのでぜひ見てくださいね♩

【LAT.35°Nとは】
旅先で感動する場面に出会ったとき、自分の手でかたちに残したくなったーー。女性が写真やカメラに興味を持った理由の多くが、旅。そんな思いに応えて、カメラのある旅の愉しみを、まるごと提案してくれる季刊誌です。
鶴巻育子さん 東京生まれ。写真を本格的に学びはじめたのは、社会人になってから。広告代理店に勤めながら写真学校へ。その後、ブライダル写真事務所、カメラマンアシスタントを経て、写真家の道へ。カタログや雑誌の撮影、写真雑誌の執筆・撮影の他、ワークショップやセミナーなども行っている。写真関係の著書多数。

イベント前半は江ノ島巡り!


片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
写真提供◇朝日新聞出版
片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
写真提供◇朝日新聞出版
イベントの前半は、鶴巻さんとの江ノ島巡り。江ノ島をぐるっと一周みんなで撮り歩きながら、被写体の切り取り方、カメラについて、レンズの特徴について、被写体の探し方についてなど、すごく勉強になるお話をたくさんしていただきました。ふとメンバーをみると、ものすごく真剣な表情!(笑)上達のコツを必死に聞きながら、いろいろな被写体を撮影しました。最初は緊張していたメンバーも、撮り歩くうちに緊張がほぐれ、和気あいあいと撮影を楽しめました。

曇りだからこその、いい写真。


片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
写真提供◇朝日新聞出版
鶴巻さんのお話で一番印象的だったのが、「曇りだから撮れる写真もたくさんあるよ」ということ。
メンバーのひとりから出た、「晴れた日にしかあまり撮影に行かないんです。曇りや雨の日はどう撮ったらいいか難しくて・・・」という言葉に対して鶴巻さんは、「曇りだから撮れる写真もたくさんあるよ。どこか寂しげな写真とか、雰囲気のある写真とか。晴れの日よりも曇りや雨の日の方がドラマチックな写真が撮れるから、すごくおもしろいよ。むしろ私は曇りの日のほうが好きかな」と話されていました。
これにはみんな、「なるほど〜」と深くうなずいておりました(笑)。そう思えば、撮影が楽しくない天気なんてないんですね。写真の幅がもっともっと広がりそうです!とっても勉強になりました。

メインイベント・講評会スタート!


片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
そして今回のメインイベント・講評会のスタートです!まずはこの日の江ノ島で撮った写真の中からメンバーがそれぞれ自分のベストショットを選びました。そして、その写真を1人ずつ、プロジェクターで投影。鶴巻さんは2時間ものあいだ、1枚1枚丁寧にわかりやすく講評をしてくれました。その内容の一部を特別に公開します!本当に勉強になるお話ばかりでした。

講評のほんの一部を公開!


片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
【永富さんのお写真】
鶴巻さんのコメント◇地面に描かれたマークだけを撮るよりも、人の足が入ることでさらに面白くなっています。しかも靴の柄に存在感があるのがいい。オリジナリティがすごくあって、スナップならではの"発見"がでていると思います。とても人の興味をひく写真で、作品としてすごく良いと思います。
片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
【藤代さんのお写真】
鶴巻さんのコメント◇お花は綺麗に撮るのももちろん素敵ですが、朽ちていくところにも違ったドラマがありますよね。私もただ"キレイ"というよりは朽ちて行くところに惹かれることが多いです。(露出についての質問に対して)カメラの適正露出は、イコールその人にとっての適正、とは限りません。自分自身が"どう感じるか"、自分が適正と思った露出こそが、適正なんです。この写真ならもっとドラマチックに写す為に、もう少し露出を暗くして撮影しても良いと思います。
片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
【野村さんのお写真】
鶴巻さんのコメント◇思うままに撮った構図も躍動感があり悪くありませんが、それをさらに四隅まで気を配ってみるともっと良い写真が撮れると思います。この写真では人の足が背景に入っているので、犬と人との関係が出ていて楽しい写真になっていると思います。偶然良い写真が撮れたのは嬉しいことだけれど、それを訓練していけばもっと思うままにおもしろい写真が撮れると思います。
片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
【平良さんのお写真】
鶴巻さんのコメント◇季節感もあり、日本らしさもあり、とても女性らしい素敵な写真です。のれんや窓が際立つようにフレーミングしてみるといいと思います。 色合いについてはピンクと茶色だけだと寂しい印象となるのですが、葉っぱの緑が補色として入っているのですごくキレイですね。ボケもキレイに出ていて、写真に立体感も出ています。
片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
【中村さんのお写真】
鶴巻さんのコメント◇撮りたいものが明確で、迷いがないと感じます。だからこれだけ大胆に撮れるんだと思います。この撮り方は他の人には真似できない、彼女自身の気持ちが入った写真だと思います。だから思わず見入ってしまうような力強さがあります。 (中村さんが沖縄出身で赤色やシーサーなどを自然に撮ってしまうという話に対して)面白いもので、写真ってなにげなく撮っているようで、絶対にどこか自分の人生に影響を受けているんです。だから中村さんは、シーサーと首里城を連想させる、この狛犬と赤い神社に自然と目がいってしまったんだと思います。
片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
【中島さんのお写真】
鶴巻さんのコメント◇晴れの日はもちろん明るい元気な写真が撮れるけれど、雨上がりだからこそ撮れる写真もあります。たとえば、しずくだったり、水たまりだったり、どんよりした雲の表情だったり。いつもとは違った面白い写真が撮れるものです。この写真でいえば、雨上がりならではの、しずくがすごく美しいですよね。少しピントが甘いとは思いますが、黄色の補色も入っていてすごくキレイにまとまっています。 クローズアップのフィルターはブレやすかったり、ピントが合いづらかったりしますので、なるべく丁寧にピントを合わせ、三脚を使用して撮影すると良いかと思います。一番は、妥協しないことです。
片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
【田中さんのお写真】
鶴巻さんのコメント◇お花は正面から撮ることが多いと思うのですが、この写真はあえて下から撮影しています。虫の目線みたいでとてもおもしろいと思います。お花が好きな田中さんの気持ちがはいってるのが伝わりますね。また、ピントの位置や構図など、すべてに自分の意思がある点がすごく良いと思います。それこそが、「作品」です。素晴らしいと思います。
片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
【中嶋さんのお写真】
鶴巻さんのコメント◇中嶋さんの雰囲気にぴったりのお写真ですね。あえて葉桜をねらって撮っている点が人と違う視点を見つけていていいですね。色味もとても素敵で、背景の暗い色がピンクとグリーンを引き立てています。ただ構図が少し惜しいですね。中途半端な感じがするので、縦位置にして左の枝を切ってもっと大胆に撮ると、より面白くて力強い写真になると思います。
片瀬江ノ島撮影・講評ツアー
【小路さんのお写真】
鶴巻さんのコメント◇たくさんきれいな場所があるのに、あえてこの場所に目をつける、というのが面白いです。「この錆びた感じがすごくいい!」という発見をしたときの自分の気持ちが入っている点はすごく良いと思います。改善できる点としては、絞りを絞って、アンダー気味で撮影すると、より錆びた味のある雰囲気がでると思います。また、構図ももう少し寄って不要なものを取り除いて撮ると良いですね。

以上、鶴巻先生のご講評の一部をご紹介しました!実際にはこの何倍もお話をいただきました!全て載せられないのが惜しいくらい、ためになるコメントばかりでした。今回の「鶴巻育子さんとめぐる片瀬江ノ島撮影・講評ツアー」によって、皆さんもっともっと"写真が好き"になったんじゃないかな?と思います。本当に最高のイベントでした! ご協力いただいたLAT.35°Nの皆さん、参加してくれた皆さん、そして鶴巻先生、本当にありがとうございました!
今回ご指導頂いた鶴巻育子先生の写真やフォトテクニックが掲載されているLAT.35°Nの詳細はこちら
LAT.35°
鶴巻育子写真展「3[サン]」

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