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フォトショップで簡単! 花火の合成術

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新型コロナウイルスの影響で撮影に出かけられない日々が続きますね。
こんな時だからこそ、眠っていた写真を自宅でレタッチされる方も多いのではないでしょうか? 今回は、Photoshopを使って花火の写真をより華やかに見せる合成テクニックをご紹介したいと思います! メインはレタッチですが、まず初めに、ざっくりと花火の撮り方を説明します。知ってるよ〜という方は、読み飛ばしてくださいね。

花火撮影の基礎知識

花火撮影に必要な最低限の機材は、①シャッター速度を調節できる一眼レフやミラーレスカメラ、②三脚、③レリーズです。レリーズはシャッターを切る際の手ブレ防止に使用しますが、Wi-Fi機能があるカメラで、スマートフォンでシャッター操作をできるなら、無くても大丈夫です。

まずは、三脚にカメラを設置し、マニュアルモードに設定します。ピントが合いやすいようにF値は絞ってF8以上の数値にします。また、花火は意外と明るいので白飛びしがちです。ISO感度は、ISO100など出来るだけ低い値に設定しましょう。シャッタースピードは、シャッターの開閉を手動で好きなタイミングで切ることができるBULBに設定します(BULBの説明は割愛します)。ホワイトバランスの設定はお好みで、あるいはオートで撮影して後からレタッチでもOKです。

花火が打ち上げられたら、あせって撮らずに、カメラの配置や構図、ピント合わせを行いましょう。ピントはマニュアルフォーカス(MF)で、花火や遠くの建物などに合わせます。

ここまでの設定が終わったら、撮影スタート。花火が一直線に上がっていくタイミングでシャッターを開き、花火が開ききったらシャッターを閉じます。タイミングが合えば、このような写真を撮影できます。

上の写真はタイミングよく花火をとらえることができたのですが、なんだかちょっと寂しい印象ですよね。そこで、ちょっと寂しい花火を華やかにする合成の方法をご紹介していきます。

Photoshopで簡単!比較明合成

こちらの2枚の写真は、横浜みなとみらいの花火大会で撮影したものです。三脚を使って、同じ場所から、同じ画角で撮影しています。
みなとみらいといえば観覧車が有名ですが、残念なことに、花火が打ち上げられている時間帯は観覧車のライトアップがされていませんでした。今回はこの2枚の写真を合成して、花火も観覧車も光っている写真を作っていきたいと思います。写真の中で特に、明るい被写体の花火と観覧車を合成するときには、複数の写真を比較して、より明るい部分を活かして合成する『比較明合成』の機能を利用します。

まず、Photoshopで2枚の写真を開きます。①で観覧車と花火の2つのレイヤーを合わせて選択し、②その上の四角の枠に囲まれた『通常』となっているタブを比較(明)に変更します。比較明合成はこの2ステップで完成! 

花火をたくさん写し込みたい時に、複数の花火の写真を比較明合成すると、より華やかな写真にすることができます。また、星の写真を複数枚、比較明合成すると北極星を中心にグルグル星が回る日周運動の写真を簡単に作ることが出来ます。ちなみに、ここでのポイントは、三脚を使って、同じ場所から同じ画角で撮った写真を使うことです。

こちらが比較明合成後の写真です。

ちょっと気になるのが、観覧車の時刻。2枚の写真で共に明るい文字盤が二重に表示されて時刻が読めない状態になっています。さらに、写真の左下に手前にいた人物の手(オレンジっぽい部分)が映り込んでしまっています。

消しゴムツールで微調整

これらの微調整の方法はいくつかありますが、手っ取り早いのはPhotoshopの『消しゴムツール』です。①まず、不要な物が写っているレイヤー(花火の写真)を選択します。②次に消しゴムツールを選択します。③観覧車の時刻の上を消しゴムでなぞります。そうすると、花火の写真の時刻だけが消えます。

同様に、人物の手の映り込みも消して仕上げた写真がこちらです。
観覧車や花火の色は、タイミングによって変化するので好みの色の写真を組み合わせて比較明合成すると、より統一感のある写真になりますよ。

いかがでしたか?

比較明合はPhotoshop以外の写真ソフトでもできるので、眠っている花火の写真がある方は、試してみてくださいね!

編集 / カメラガールズEditors かくた (Instagram

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