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オトナ写真部「カメル」

NEWS
2018.10.31

流し撮り大成功!?カメラ女子が撮る、ボートレース平和島

10月13日、カメラガールズのメンバーで、今テレビCMでも話題のボートレースの撮影会を行いました!行き先は、ボートレース平和島。参加者30名のうち、初めてボートレースを観戦するのはなんと29名!ほぼ全員がボートレース初心者です。


ボートレース平和島は、JR 大森駅・京浜急行 平和島駅から無料バスまたは100円のワンコインバスで来ることができます。まずはみんなで、ゲート前に集合!バスを降りたらすぐに会場が見えるので、迷わずに来ることができました。テーマパークのような会場に、みんなウキウキです。

 

早速観戦したいところですが、今回のツアーは”いつもよりかっこいい写真が撮れるように”と、特別に「流し撮り」のテクニック講座からスタート。


「流し撮り」とは、このように動いている被写体のスピード感を効果的に演出して撮影する技術のこと。背景が流れているのに、被写体にはピントが合っている写真のことを言います。ボートレースは躍動感あふれるスポーツなので、この「流し撮り」で撮影すれば、かっこよさ100倍!
今回は当日の講座で教わった流し撮りのテクニックを特別にご紹介します♡

「流し撮りの設定手順!」
1.シャッタースピードを優先モードにする
2.シャッタースピードを1/100秒に設定する
3.連写モードにする
4.ピントをあわせて撮影する
これで設定は完了。
そして、最大のコツは被写体の動きにあわせてカメラを横に動かすこと。
ピントが合わせづらい場合は、MF(マニュアルフォーカス)に設定して事前にボートが通る位置にピントを合わせておきましょう。

みんなでカメラを設定して、準備完了です!

 

ボートレースは、ルールが独特で面白い!

つづいては、知識があったほうがボートレースは100倍、面白い!ということで、ボートレースについてのレクチャーを受けました。
ボートレースは6艇のボートで着順を競う競技。レースはスタートラインを通過後、3周して順位を決めます。
ほかの競技と明らかに違う点は、「位置について、よーいドン!」という明確なスタートがないということ。あらかじめ決められた時間内にスタートラインを通過するという、フライングスタート方式を採用していて、大時計の針が12時から1時の間でスタートしなくてはならないそうです!しかも…0.1秒でもフライングしてしまえば30日出場停止、2回フライングすれば90日出場停止とかなり重い罰則規定が…!!
かといって、慎重になりすぎるとスタートに出遅れて順位争いに不利になってしまいます。ボートレースはただ走るだけではなく、緻密な頭脳戦なのですね!!初めて知る知識に、みんなワクワク興味津々。

 

大興奮のレース観戦!


レクチャーを受けた後は、実際にレースを観戦です!目の前でみるレースはとっても大迫力!水しぶきが上がったり、ボートが横転してしまったり…!! 賭け事ではなく、ボートレースはスポーツなんだ!と実感しました。レクチャーを受けた流し撮りも、みんなで挑戦!

 


「むずかしいー!」と、最初はみんな奮闘していましたが、難しいからこそ、面白い!そして何度か試すうちにコツを掴んだようで、最後はみんな上手に撮影できました。

 

また、会場内も撮りがいがあって面白い!普段見慣れた景色とは違った、フォトジェニックで面白い写真がたくさん撮れました。

 


こんなレトロな写真も撮影できました。友達同士で行って、ポートレート撮影なんかも面白そう♩気軽に入ることができますし、敷地が広くてゆったりと撮影できるので、撮影スポットとしての使い方もカメラ女子にはオススメです!

 

選手登場で歓喜!莉々選手にインタビュー。

そして今回、嬉しいことにカメラガールズイベントのため特別に女子ボートレーサーが駆けつけてくださいました!来てくださったのは、倉持莉々(くらもち りり)選手(25歳)!とっても華奢で美人な倉持さん。ボートに乗ってレースをしているなんて、信じられないくらい!そんな倉持選手から、今回いろんなお話をお伺いすることができました。全体で1600名ほど在籍しているボートレーサーの中で、女子は200名ほど。ボートレーサーになるには1年間養成学校に行くことが必須なのですが、入試の倍率がなんと25倍以上と非常に高く、大変難関なのだそう!現役の選手の中には、8回目の受験でようやく合格した方もいるのだとか…。
トレーニングや体重のコントロールは大変だそうですが、それでも「ボートレーサーになって、本当に良かったことしかない!」と笑顔でお話ししてくれました。やりがいがあったり、目標があったり、そして勝てば収入がいいということも♩しかも、大人になってからボートレーサーを目指して、実際になった人もいるんだとか…。
頑張れば、私でもなれるかも・・・?なんて、ちょっと夢が広がりました!

 

ピットに潜入&乗船体験!


お話を聞いた後は、普段は選手以外には絶対に入ることのできないピットへ向かいました。
ピットとは、競技に出場する選手が待機する場所のこと。また、艇のプロペラを調整する整備室もあります。

 


ここで実際に、艇へ乗る体験をさせていただけることに!!ウェアを着て艇に乗り込み、倉持選手のレクチャーを受け実際の選手の動きを真似してみました。舟を操縦する際は、正座して身体を前傾姿勢で丸めます。これだけでもなかなか苦しいのに、カーブの時はお尻を突き出すような姿勢になり、さらに力をこめハンドルを捌いていきます。この姿勢が本当に体力的にキツイ!

 

舟券を買ったら、100円で2000円当選!


撮影を楽しんだ後は、出走表で順位を予想し、舟券を購入することに!!舟券は100円から購入が可能なので、初心者でも無理なく挑戦することができます。舟券はマークシート方式になっていて、記入したシートを機械に読み込ませるとすぐに購入ができます。とっても簡単!
舟券には「単勝」「2連単」「3連単」など様々な種類がありますが、今回は初心者でも当てやすく、かつ予想を立てる楽しみを味わえる「2連単」「2連複」に焦点を当ててレクチャーしていただきました。

この2種類の的中条件は、
「2連単」…1・2着の艇を着順通り当てる
「2連複」…1・2着の艇を当てる
となっています。

2連単は着順をぴったり当てなくてはいけないのですが、2連複は着順にかかわらず2位までに入る組み合わせであればOK。つまり2連複のほうが的中率は高いということ。その代わり、配当金は2連単に比べると下がってしまうというデメリットがあります。
それでは、どうやって順位を予想するのか?というと、ここで役に立つのがボートレース場にて配布されている「出走表」です。「出走表」とは、その日に出走する選手の情報が掲載されている表のこと。選手の所属支部や年齢などのパーソナルな情報から、前日の体重や最近の勝率、その日に乗る艇のモーターの状態、さらには直近でフライングをした回数に至るまでくまなく掲載されています。…ふむふむ。
1番分かりやすい違いは「選手の級」。ボートレーサーには4つの級があり、上からA1・A2・B1・B2の順で分けられます。なので、単純に上の級の人を上位に予測するというのもアリ!これは分かりやすいですね!
どのような予測を立てるのかは人それぞれ。インスピレーションで当ててみるのも面白いかも!100円から購入できるのも、気軽で嬉しいポイントです。みんな真剣に出走表を読み込み、思い思いの舟券を購入していました。そしてなんと、2連単を的中させたメンバーがいました!!100円で購入した舟券が、なんと2000円にまで跳ね上がったようです。

 


今まで、「ボートレースってなんだか難しそう…」というイメージが強かったのですが、その固定概念がなくなった、楽しかった!という声ばかり。カメラもレース観戦も楽しめ、さらにギャンブルのドキドキも楽しめる、まさにテーマパークのような場所。「また絶対に来たい!!」と、みんな大満足のようでした。
中には既に選手の中に推しメンが出来た人もちらほら。イケメン選手も多いので、タイプな選手を探してみるのも楽しいです♩ボートレース平和島では選手のトークショーなどのイベントも開催されているので、ぜひチェックして訪れてみてくださいね。

11月には特設サイトもできる予定です。ぜひぜひお楽しみに!


参加したメンバーの皆さん、ありがとうございました!

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