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女性限定
オトナ写真部「カメル」

2019.04.12

写真が好きだからこそ、撮影マナーを考えよう

カメラガールズ編集部の田中海月です。”インスタ映え”が流行しているように、たくさんの人が写真撮影やSNSアップを楽しむ時代になりましたね! 最近では撮影OKの施設やお店も増えているように感じます。
また同時に、”写真を撮る人のマナーが悪い”というニュースもちらほら見かけるようになりました。いい写真が撮影したくても、人の迷惑をかけてはいけないですよね…。今回は「撮影マナー」について改めて見直してみようと思い、色々と調べてみましたのでシェアしたいと思います!

知らない人って…撮影していいの?

仲睦まじく歩いている老夫婦、楽しそうに遊んでいる子供、着物を着て歩く外人さんなど…街を歩いているとフォトジェニックな光景に出会うことはしばしばあると思います。しかし、そんな時に無断で撮影してもいいのでしょうか…?
一応調べてみたところ、やっぱりこれはNGでした。人物が特定できる写真を無許可で撮影するのは、「撮影マナー違反」はもちろん、「肖像権侵害の犯罪」にもなります。さらにその写真をSNSにアップすることもまた「違法」となってしまいますので、絶対にやってはいけません。撮影したい場合は、口頭または書面で撮影させてほしい旨を伝える、さらに使用の用途を伝えた上で同意をしてもらうことが必要です。
海外に行くときは、渡航先の言語でなんと言えばいいか確認するか、紙に書いたものを持参するとスムーズですね!

どうしても人が写り込んじゃう場合は?

そうは言っても、街中や風景を撮影する場合は絶対に人が写り込んでしまいますよね。この場合、「人物が特定できない場合は肖像権侵害には当たらない」ということで、遠目に自然に写ってしまう範囲はOKのようです。
また、パレードやイベント、演説、ショーなど公の催し物で、撮影NGなどの規定がない場合は撮影してOKのようでした。OKな理由としては、撮影されることがあらかじめ予想できているため、だそうです。例えばお祭りの場合、お神輿を担ぐ人たちはOK、屋台に並ぶ一般の人はNG、という感じのようです。

後ろ姿は?手や足など体の一部は?

後ろ姿や、手や足の一部などは「人物が特定できない場合は肖像権侵害には当たらない」そうなので、OKのよう。
しかし、知らない人からカメラを向けられるというのはとても不安になる行為ですので、「撮影マナー」としては一声かけてから撮影した方が良いと思います。知らない人や街中の人は撮影しない、アップしない、どうしても撮りたい場合は声をかける、ということを徹底した方が良いですよね。

カフェでの撮影、料理は撮っていいの?

カフェやレストランでのお料理を撮影するのはどうでしょうか。調べてみると「料理や食べ物には著作権がないため撮影OK」とのことでした。でも、お店の中には撮影して欲しくないお店や、 NGの場所も案外多くあるということで、撮影マナーの観点からはやはり一声かけてから撮影することをオススメします。

先日、清澄白河のブルーボトルコーヒー店に行った際に「コーヒーの写真を撮っても大丈夫ですか?」と店員さんに聞いてみたら、「もちろんです。店内は全て撮影してOKですよ!」と笑顔で教えてくださいました! 一言聞いてみると相手に対してもマナーとして良いですし、何より自分も撮影しやすくて気持ちよく写真が撮れました。一声かけて了承を得ることは、相手にとっても、自分にとっても、とってもいいこと。今後は絶対に声をかけてから撮影しようと思います。

楽しむために守りたい撮影マナー

三脚を立てて撮影して良いかどうかは施設によって異なるため、事前に調べるor問い合わせてから使用することが大切です。また屋外の場合、特に混み合っている場所では三脚は控えた方がマナー的に良さそうです。
また、私有地に勝手に入らない、植物を折ったり詰んだりしない、自然を荒らさない、生き物に食べ物などを与えないなど…当たり前に守っていきたいことはたくさんあります。自分の行動を省みつつ、今後もちゃんとマナーを守って撮影したいですね! 写真を気持ちよく楽しむためにも、マナーを知って守っていくことはとても大事だなと思いました。

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